日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

この詩、知ってる??

東京は今日もさえない天気でした。

先日受けた1級造園施工管理技士の試験、筆記はなんとか合格だったようです!
良かった~。
そして、12月の実地試験を受験するのになんと10400円必要らしい!
なんということだ~。試験を受けるのにも結構お金いりますね。あぁぁぁ。

というわけで、気を取り直して、
昨日、アンジェラ・アキビリー・ジョエルの「 honesty」を歌っていました。
皆さんは聞いたことありますか?

「あなたが求めているのがやさしさなら
見つけるのは難しくない
生きていく上に必要な愛を得ることも出来よう
しかしこの世で誠実さを求めると
むしろ盲目になった方が良いくらい
見つけるのは本当に難しい」

なんだか、胸に訴えるものがありますよね。
「何かを忘れているのでは??」とちょっと立ち止まりたくなる歌です。


そして、私は、「誠実」という言葉を聴くと、
昔どこかで読んだ詩を思い出します。
で、ちょっとインターネットで調べてみたら、
あっさり出てきた。
便利な時代になったものだ。
若き日の私にすごくインパクトがあった詩です。
有名みたいですね、実は。


「 雪の日に
吉野弘
  誠実でありたい。
そんなねがいを
どこから手に入れた。
それはすでに
欺くことでしかないのに
それが突然わかってしまった雪の
かなしみの上に新しい雪がひたひたと
かさなっている。
雪は一度世界を包んでしまうと
そのあと限りなく降りつづけねばならない
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。
誠実が誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それがもはや
誠実の手には見えなくなってしまったかのように
雪は今日も降っている。
雪の上に雪が
その上から雪が
たとえようのない重さでひたひたとかさねられてゆく
かさなってゆく 」

今日は写真がないので、「5年前の10月の空」
5年前って皆さん、何してましたか??