仕事が早く終わったので、3歳半になった今、
私の中で最も大切にしていてる育児本を3つあげてみたいと思います。
この3冊はいまだにうーんとなった時に取り出しては読み直しています。
■「子どもへのまなざし」 佐々木正美 著
王道の1冊。
出産前は直前まで会社でそこそこのハードワークをこなしていた私にとって、
1人目の育児は正直働くほどにはきつくないだろうと思っておりました。
元上司の「おんぶしながらクリッククリック」という軽い言葉に生後3カ月から思わず在宅の仕事をすると約束してしまった私。
泣きやまない子供、一向に進まない家事、睡眠不足を解消できない毎日に加え、
初めての育児で今まで自分が思っていた育児と現実とのギャップ、
好きな時にお茶を飲む、トイレに行くということさえ「自分の時間だった」と気がつかされ、それが出来ないストレス、ストレス、ストレス!!!
周りの意見やちょこちょこみる育児雑誌などからの情報などに
肉体的にも精神的にも相当追い詰められておりました。
そんな時に、ガツンと 私を奮い立たせてくれる本はないものかと探し出したのがこの本。
読み始めてすぐに疲れた心が癒され、厚い本ですが一気に読めました。
私の育児の芯となってくれています。
誰になんと言われようと、大切なことはこれなんだと信じさせてくれる説得力があり、
また、私に「育児って生半可な気持ちでは出来ないんだ」「自分の時間はあきらめよう」と思わせてくれた本です。
ま、たまには欲しいですけどね、自分の時間。
■「語りかけ育児」 サリー・ウォード 著
「子供へのまなざし」は育児への心構えを教えてくれた本でしたが、
こちらはもっと具体的な内容。
年齢、月齢に合わせた語りかけの方法、その時期に出来るようになること、遊び方、おススメの本など書いてあってとても参考になりました。
特に言葉の重要性については繰り返し述べられています。
厚い本ですが、あてはまる月齢のところだけ読めば良いので、そう苦になりません。
うちのチビは男の子にしてはおしゃべりが早かったので、
この本を参考にした影響もあるのかなあと思っています。
■「子どもの才能は3才、7歳、10歳で決まる!」
林成之 著
これは旦那さんがよく「子どもの教育プチ情報」を仕入れて来ていたので、
信じていいものか疑った私が(笑)
脳の成長をもっと根本から知りたいと思った時に購入した本。
脳医学という知見から、脳の発達に合わせた教育というのに深く納得し、
チビを3才まで育ててやっぱりその通りだなと。
たまに取り出して、今はどういう時期だっけ?と読み直しています。
詳しい内容はこちら↓
早期教育は年々激化し、ついに「0歳児教育」まで出現する有様。だが、子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは脳の発達に合わせた教育である。0歳~3歳は脳の細胞が増え続ける時期で、未熟な脳に負担をかける知識の詰め込みはNG。将来的に才能が伸びなくなる。3歳~7歳の不要な脳の細胞が減っていく時期は、悪い習慣をやめさせることが先決。7歳~10歳からは脳の回路が発達し始めるので、本格的に学習させるべきである。本書では年齢ごとにどのようにしつけ、教育すればいいのかを、脳医学の知見からわかりやすく解説。(BOOKデータベースより)
以上3冊。
色々本を購入したり立ち読みしたりしましたが、この3冊で事足りたかなと思っています。上2冊は有名な本なので目新しくはないでしょうが、出産前や出産直後で育児の本を探している方の参考になれば幸いです。