最近、息子から「上手になりたい、いい音を出したい」という気持ちを感じるようになりました。
昔は2カ月毎日練習したら、1000円程度の好きなおもちゃを買ってあげる!という
アメで釣る方式でしたが、最近は「あ~めんどくさいなあ!!」と思ってはいるものの「練習しないと上手く弾けなくなる!!」と思っているようで、
10月の発表会、11月の録音審査に向けて、毎日1時間程度頑張って練習しています。
好きなテレビを観ていても時間になれば「録画して」と言って、
自分で切り替えているので感心しています。
今練習しているのはゴセックの「ガボット」
早弾きの箇所がやっぱり難しい。
でも、部分練習も「この難しいところが弾けたら嬉しい!」という気持ちで練習しているのが、伝わってきます。
うちの息子が習っているのは、スズキメソードで、教本が10巻までありますが、
次の2巻に行くのを楽しみにしているようで、「10巻が終わっても、もっと習いたい!」と今のところ言っています。
思えば、年中の時に登園拒否も重なり、「バイオリンを辞めたい」と言ったあの時、
先生が「幼稚園なんて行かなくても大丈夫ですよ。バイオリンの練習が嫌だというのは、誰にでもくる壁です。続けた方がいいと思いますよ。自信になります。」と
おっしゃって下さった、そのことに本当に感謝している今日この頃です。
私が学んだのは、
「毎日、嫌な練習もなんとか切り替えて、しぶしぶでも頑張って、難しいことでも地道に努力して出来るようになる」
その経験が「自分には頑張れば出来る、もっといける!」という確固たる自信になるのだなということ。
もちろん、バイオリンでなくても、スポーツなどもきっと同じですよね。
年長になり、理解力や思考力がついてきたので、ここのところぐっと少年らしくなって来ましたが、バイオリンを習っている息子とあの時辞めてしまった息子では、
全然中身が違う気がしています。
ちなみにスズキメソードは全国の生徒が一堂に会す夏期学校なるものがあります。
今年の夏、初めて参加しました。
先生が「小さい頃こそ、行くのがおススメですよ。」とおっしゃっていましたが、
参加してみて納得。
全国から、バイオリンだけで500人、色々な楽器を合わせると900人の参加で、
すごい人数!
色々な先生に教えてもらい、レベル別のクラスの同じ年長さんの女の子と仲良くなり、
少し世界が広がった模様。
レッスンは長くて大変でしたが、とても楽しめたようで、
息子のモチベーションにも繋がっているようです。
(↑スズキメソードのホームページより拝借)
特にプロを目指しているわけではなくても、やるなら一生懸命やるべきだというようなことを鈴木先生がおっしゃっていたのを読んだことがあるので、
母も練習をサボりたくなることもあるけど、
息子も頑張っているので、なんとか毎日コツコツ頑張りたいと思っております。