日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

スズキメソードにてバイオリン ------ 私の勝手な願い

チビが入ったバイオリン教室はスズキメソードといって、
バイオリニストを養成するというより、
音楽を通して、「子供を良く育てよう」という教室です。

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この教室をはじめるに辺り、このスズキメソードを始めた鈴木鎮一さんの著書を読んでみました。
一番印象的だった部分を抜粋してみます。

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繰り返し繰り返すことによって何ごとも身に付く、能力となる。この鉄則をここでも生かし、
どんな小さなことでも、気がついたことはすぐ実行に移す。自分をむち打ちむち打ち、へこたれないでやり抜く。
これが身に付き習慣になれば、わたしたちは、不可能と考えられたことも可能になり、閉ざされた道も開けてくることをわたしは色々な場合に発見します。

(略)

幼児期の子供が、育て方次第で、どんなにすばらしい育ち方をするものか、この本を読んで分かって頂けたと思います。
"三ツ児の魂、百まで"ということわざを、ただ育ってしまった結果から眺めて適用するのは無責任です。
三つ児、つまり幼児期は、人間形成の決定的な時期です。したがって、この時期に、そこなうことなく守り育てることは、
国家百年の計、あるいは人類の未来のためにぜひともしなければならない重大事だとわたしは思います。

~「鈴木鎮一著『愛に生きる-才能は生まれつきではない』(講談社現代新書)より~
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ちょっと前に「やり抜く力-GRIT」という本が評判になりました。

「人生のあらゆる成功を決める『究極の能力』を見につける」とのことですが、

書評をちょっと頂戴すると

マッカーサー賞を3年前に受賞したペンシルベニア大学心理学教授、アンジェラ・ダックワース。彼女がその研究成果をまとめた『やり抜く力』はこう主張する。 どの分野であれ、人々が成功して偉業を達成するには、「才能」よりも「やり抜く力」が重要である」

とのこと。 内容的には似てるのかなと思いました。

「継続は力なり」

私は落第生ですが、うすうす感づいておりました。

 

鈴木鎮一さんの本の内容へ戻りますが、

あとは「幼児期の良い人間形成が国家百年の計を考える上での重大事」というところに激しく同意したい。

最近の女性が社会に出て働きやすくしなければ!!という話をよく聞きます。それはもちろん悪いことではないと思いますが、「子供の健やかな成長を第一に考えた上で」、というところが本当に大切だと思います。

「たくさん働こう!」ではなく、「子供が小さい時は働いているお母さんも子供との時間をそこそことれるような働き方が出来るように(経済面も含め)」がいいなと個人的には思います。母となったからには、ちゃんとしっかり子供を育てるのが一番の仕事だと思います(まあ、私が出来ているかは分かりませんが、頑張っているつもりです)。

それが、ゆくゆくは日本の為になるのではないかなーと思うのです。

 

話がそれましたが、

せっかくスズキメソードの門を叩いたので、

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チビに忍耐力とそれを乗り越えたときの楽しさ、ついでに合奏の気持ちよさまで

味わってもらうべく、私も「やり抜く力」に関しては落第生ではありますが、

毎日練習をする(させる)ということを習慣付けたいと思っています。

しかも楽しくね♡

実は私が楽しみなのでありました。合奏したーい(大学時代を思い出す・・・)!!