私を奈落の底へ突き落したチビでした。
そんなわけでこの1か月、幼稚園へはほぼ部長出勤(今は夏休みだけど)。
Y先生が帰りがけに「○ちゃん、明日も来てよ。待ってるからね!」と
言ってくださるので、
行かないと渋るチビに「Y先生が待ってるよ~。」「昨日お約束したから、行こう!」、そう言って聞かなければ「お休みしますっていいに行こう!先生運動場でいつも待っててくれてるから、早くいかないとひからびちゃうよ!!」と説得。
で、幼稚園に行くと、
Y先生が「えー、せっかくここまできたのに、帰っちゃうの?せっかく来たからシールだけでも貼って、あとは先生とおしゃべりしよう。」とか、「あ、虫に刺されてる!これは痛いね~。園長先生にバンソコウもらいに行こう」とか。
チビもなんだかんだ言って先生に連れて行かれるので、「○ちゃんは駐輪場で待ってる。」とか、「お留守番してる」とか色々言っていましたが、
最近は先生のお陰もあってか、朝1時間程度私にネガティブワードを浴びせた後、気持ちが切り替わり「幼稚園に行く」と言ったりします。
そもそも家では幼稚園ごっこを朝から晩までやっているので、
そこまで嫌いなわけではなさそうな気もするのですが、「おうちの幼稚園の方が楽しい」と言っているので、なかなか難しいところです。
Y先生曰く、「朝礼とプールと移動するのが苦手の様です。振り返った時に私にいてほしいみたい。ですが、外遊びの時は、私の事は忘れて走っていくくらい楽しんでして、『先生を置いていかないで。さみしいでしょ?』と言っているんですけどね~。」とのこと。初めはピッタリくっついていてくれた先生も、最近は呼ばれたら行くというスタンスにしている模様。先生はもう大丈夫と思っているようで、「もうあまり気にせず連れてきてください。」と言われています。実際、Y先生か園長先生が側にいると、私からはあっという間にはなれます。
(↓先生からのお手紙)
チビに「どうして嫌いなの?」と聞くと、
★朝の朝礼は「静かにしないといけない時間が長すぎる」→真面目なので、周りがガヤガヤしていても、頑張って静かにしているタイプ。
★プールは「幼稚園のトイレが嫌。着替えるのが大変。」とのこと。→幼稚園自体が古いのでトイレも最近の雰囲気じゃないんです。着替えはねえ、皆頑張ってるんだよ。
★自由じゃない。やらないといけないことが決まっている。
★ブロックがざらざらしている時がある。水が付いている時がある。
★踊りなどの音楽がうるさ過ぎる時がある。
★先生よりママが好き。ママの方が上手にチビを助けてくれる。→当たりまえ。
チビの証言はこれくらいかな。
聞いていると「自由にできない」というのが一番の理由なのかもしれません。
うちの幼稚園はかなりのびのび園なんですけどね・・・。
保育園の方が向いているのかな。。。
あとやっぱり乱暴な子が脈絡もなくちょっと叩いてきたり(これは大人でも怖い)も
嫌なんだと思う。
見ていると、いたずらとかちょっかい程度のことなんだけど、そういう子ってクラスに1人くらいはいるもの??
ちなみに、うちの子も品行方正というわけでもなくて、
外で様子を見ていると、上履きをマイペースで履いている園児3人(チビ含む)が、
先生から「あらあら、先生とどちらが上履きを履くの、早いかな~。」なんて言われていて、負けたくないチビが先生に「○ちゃんより早くしないで!!!」と言って素早く先生の上靴をとり、園庭へ置いてくる様子が見えました・・・。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ。
それにとにかく「なんで?なんで?」と質問が多いので(いいことなんだけど、大変さもわかる)、
園庭にいるいろんな先生に質問するけど、答えるとその先も「なんで?」が続きだすので、先生も忙しいからスルーされることが多い感じ(まあ、遠くから見ていたので、何か言っているのかもしれませんが。)。
あとは、やっぱり、お友達とのかかわりかなー。
お友達と関われた時はすごく興奮していい顔して帰ってくるんですよね。
難しいですねー。
ちなみに「死にたい」ですが、夏休み前は、
あんまりにも怒られた時なんかに使うので、私も腹が立ってきて、
「そんなに死にたいのなら死になさい。でも、ママは○ちゃんがいないとさみしいから、一緒に死のう。
ご飯とお水を飲まなければ、今なら10日くらいで死ねると思うよ。」というと、
「『死にたい』は冗談なの。ママは死なないで。『○ちゃんが死なない様に助けてよ』ってことなの~!」とのこと。
で、その後、ネガティブワードが無くなるかと思いきや、
怒られると使う!しかもエスカレートしていく・・・!!!
なかなか難しいところです。
ただ、私も普段幼稚園で会うお母さん達から学ぶところもあり、
思うところを実践中。
ちょうど幼稚園が夏休みに入ったのもあり、
どこまでが効果なのか分からないけど、ネガティブワードも多少減ったかな?
因みに幼稚園のお母さんから学んだ事とは、
ダメなものはダメだと折れない気持ち。
今まではなるべくしたいということはさせてあげようと思っていましたが(もちろん他人の迷惑になること以外)、私の都合でもう少し動いてもいいのかも。
言うことを聞いてあげるのも大切だけど、これからは説得を頑張ることの方が大切なのかもなと。
そして、怒るときには心をこめて怒り、号泣していても静かに見守る忍耐強さ。
文字にすると良く本で見かける教訓?で、自分では頑張っているつもりだったけど、
よくよく考えると出来てなかったのだなと反省しました。
例えば、昨日、チビがいつも通り言いがかりをつけてきて泣いていて、
今まではあまりにも理不尽な言いがかりにイライラしながら「泣いてもどうにもならないよ。いい加減にしなさい!!」など言っていたのです。
でも昨日は自分の言い回しを意識して「それはママはおかしいと思うよ。でも、泣きたいなら泣きなさい。」と言ったら、「いつまで?」と聞かれたので「もういいなと思うまで。」というと10秒も待たずにご機嫌に泣きやみました・・・。
今までの言葉はチビにとっては私の態度はしっかり受け止めてくれている感じではなかったのかなと思います。
因みに色々調べていたら、4歳~6歳まではフロイトによればエディプス期と言うらしいです。
3歳までとはまた違った、育児に大人としての親の人間力を試される時期の様な気がしています。
子供って「真実」を見抜きますよね。
私も本当の意味で大人にならねばと思っている今日この頃です。
また長くなってきましたね。
あとは成長ぶりを記録しておきたいので、また続く・・・