日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

夏の終わりに(4歳1ヶ月)

少しずつ、少しずつですが、ようやく秋の風を感じる様になってきました。

もちろん、まだまだ暑いですが、それでも日差しが弱くなってきているのを感じます。

夏の終わりというのはなんだか無駄に?切ないのは私だけなのでしょうか?

 

ところで、皆さんは自分の初めての夏休み、どんな気持ちで過ごしたかを覚えてますか?

「なんて長い休みなんだ!!夏休みってすごい!!!」

私の初めての幼稚園の夏休みの印象はこれです。

チビはどう感じたのかな~。

ちなみに大人の私には本当にあっという間の夏休みでした。あと2日しかないよ~(泣)

きっと9月から登園拒否気味のチビとの戦いが待っているんだろうなー。

とちょっと気が重かったり。

 

ですが、少し期待もしています。

というのも、帰省(福岡へ)して、チビが少し安定を取り戻しているのです。

理由として私が考えているのは、

 

①今まで2度にわたる引っ越しでおじいちゃん、おばあちゃんの記憶もイマイチあいまいになっていたと思われるが、

今回10日間の滞在で、しっかりと祖父母の存在が心に刻まれ、多分チビの世界が少し広がった。

②ようやく今の土地に慣れてきた。引っ越して9カ月くらい。東京へ引っ越した時も引っ越し後8カ月くらいから調子が上がってきた感あり。

③クールで自分を出すのが苦手な旦那さんに、これからの父親とチビとの関わりがどれだけチビにとって大切かがかかれたプリントを渡して、色々改善してもらった。

④実家で私自身が両親や妹の意見を聞きながら、今の状況をゆっくり色々考える事が出来、これからの方針をしっかり固めることが出来た。

 

そんなわけで、帰省前はとにかくお風呂やトイレや水を飲むことや床屋に行くこと、外に出る事にものすごい抵抗を見せていたのに、

ここ最近、「嫌」のレベルが下がってきて、そんなに苦も無く出来るようになってきました。

自分から「飛鳥Ⅱとダイヤモンドプリンセスのボーボー(出港時の汽笛)、どちらが大きいか比べたい。」と横浜港へ行きたがったり、

今までは江ノ島水族館でも、なんとなく集中できておらず楽しいのかどうなのか分からなかったのに、先日久々に水族館へ行ったところ、

楽しそうに魚を一生懸命観察して、水槽に貼りついておりました。

家でも、再び電車のペーパークラフトにはまって、工作好き、電車好きも戻ってきて、

本来持っていた好奇心を取り戻してきた手ごたえを感じています。

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(↑江ノ島水族館で「しんかい2000」の展示に興味深々)

 

余談ですが、わが子ながら良く気がつくなと感心した出来ごとを1つ。

最近ペーパークラフトで作った船の救命ボートが気になっているチビは、

先日ダイアモンドプリンセスを見に行った際、

「ダイアモンドプリンセス、でかすぎる。救命ボートが足りないけど、

沈んだらどうするの?」と私に詰め寄ってきました。

皆出港を目前にして、見送りの人たちもテンションがあがっているというのに、

大きい声で「ねえ、沈んだら、救命ボートが足りないよ!」と叫び続け

タイタニックじゃないんだから」とドキドキしましたが、船の大きさと人の乗れる数、救命ボートを一目見て「足りない」と判断する考察力になかなか驚きました。

これまた余談ですが、家に帰って救命ボートの事を旦那さんに聞いてみると、表に出ている救命ボートはほんの一部で、

水につかると勝手に膨らむ?救命いかだというのが設置されているそうです。

生存率はそちらの方が高いんだそう。

しかも右舷、左舷それぞれに全員乗りこめる数だけ設置されていて

どちらかが沈んでも大丈夫な数だけ付いているそうです。すごいですね。

 

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そんなわけで、2017年夏も終わりを迎えようとしています。

旦那さんが家の前に落ちている?クワガタを2匹も拾ってきて、

我が家は今、人間3人と虫2匹。

今年の夏はカブトムシ2匹とゴマダラカミキリが家で寿命を迎え、

先日はヒグラシという綺麗な蝉が道で息絶えているのをチビが拾って、

近くの土に埋めてあげました。

なんだか虫の命って儚いな~・・・。

 

うちの子のネガティブな言葉に動揺した夏でしたが、

1つ私の中に出た答えとしては、私が「引っ越し前は○○だったのに」と

不安に思うこと自体が、チビの不安に繋がってしまっていたのではないかということ。

ネガティブな言葉を聞くたびに「本当にそう思っているのではないか?」と私の中に不安が渦巻いてぐらぐらしていましたが、

もし私が暗い気持ちになってそんな言葉を両親に言ってしまったとしたら、「そんなこと言って、馬鹿なことを!!しっかりしなさい!!!」とカツを入れてもらいたいなと。

そう考えると、私はもっとチビを信じて、明るく引き上げて?あげるのがいいのかなと思い至っています。

「子供は神様から自分の人生の一時期だけの預かりものと思って育てるのが良い」と

本で読みました。本当にそうかもしれません。

預かり物と思うと、どのような心持ちで子供に向かえば良いのか、自然に答えが出るような気もします。

 

(↓この本です。問題を抱えていなくても考え方の参考になります。)

honto.jp

 

そんなわけで、9月も引き続き頑張ります!!!