日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

登園拒否、今年は終息・・・①(5歳3カ月)

10月入って少しして、夏休み明けからの登園拒否が終息しました。

10月はどこの幼稚園も忙しいですよね。

うちは遠足、運動会、流しそうめんなどなど他にも行事があり、

役員もやっていたので、なかなかブログ更新まで辿りつけませんでした。

そもそも仕事もあるし、ちょっとばてた10月。

そんなわけで、遅くなりましたが、備忘録を兼ね長々と綴っていこうと思います。

年中で登園拒否気味の子って少ないのかな?

悩んでいる誰かの参考になればと思います。あくまでうちの場合ですが。

 (↓小動物が好き。ヒヨコが笑った!と喜ぶ息子。。。)

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年少の時は夏休み明けから、何もなかったように通い始めたわが子。

お友達が出きたんですよね。ずーーーっと電車遊びをして飽きない友達が。

で、今は別のクラス。

1学期の初めの頃は朝は一緒に登園、園庭でも割と一緒に遊んでいました。

が、そのお友達も、次第に新しいクラスに慣れていき、そこそこ仲良しのお友達が出来る。

なんとなく2人の関係がちょっと変わってきた夏前。

うちの子は、年中ではまだ仲良しってほどのお友達がおらず、

夏休みに突入。

 

10月初旬まで、朝は幼稚園に行きたくないと愚図っておりました。

「帰ってから、ペーパークラフトしよう!」

「近くで待っているから大丈夫!」

「○ちゃん、ほら、頑張っておいで!!」となるべく明るく励ますけれど、

なかなか思うようにはいきません。

それで「どうして行きたくないの?」というと

「ママと離れたくない。」

「幼稚園の遊びはつまらない。」

「お友達がいなくてさみしい。」というわけです。

それを先生に伝えると、先生もお友達と遊ぶ手助けをしてくれようとするのですが、

うちの子が断る。

 

で、5歳にして泣くほどに嫌な幼稚園に行かせる意味を考えてしまった私。

以下、心の葛藤・・・。

まず、気の合うお友達がいない。

だから好きな遊びを一人でやってる。

先生は誘ってくれるが、息子自分のやりたい遊びが第一優先。

本人はさみしいそうだがどうしようもない。

でも、

家ではぐずぐずは言うけど、面白い子。優しい子。

色々なことに興味があり、1つのことに集中して模索したいタイプ。

めばえ教室の先生からは「1つのことへの集中力が強いので、たくさんの子の中にいるよりも少人数でじっくり学べる(遊べる)環境の方が伸びる子ですね。」と言われる。

そうなのねー。

とはいえ、これから社会に出ていくに伴い、社会性は必要だ・・・!!

それに幼稚園に通っているからこその気づきも沢山ある。

去年はお友達だって出来たし、苦手だった鬼ごっこやかくれんぼも楽しめるようになったのだ。

 ・・・・・。

でも、毎朝泣くほど行きたくないのに、無理やり行って、

この子の5歳時代は楽しいかな?これから長い道のりを歩いて行くのに、

こんな小さいうちから頑張る必要はあるのかなー。

今の頑張りが未来に生きるか?

うーん、今が楽しい方が、未来に生きる気がするなー・・・。

 

というわけで、幼稚園には泣くほど行きたくない時に無理やり行く必要もないけど

社会性をつけるためにぼちぼち行けばいいかなーと思い至った私。

もちろん、園行事で練習が必要だったりもあるし、

園の先生も一生懸命やってくれているから、あんまり行ったり行かなかったりもなあと、心に迷いもないといえばウソになるけど、

それより私と思いっきり好きな遊びをして、楽しい5歳時代を過ごした方が、

よっぽど後々いい影響があるのでは?

というところにようやく辿りつきました。

 な、長かった。

 

そんな気持ちになった頃、バイオリンの練習もやりたくない!辞めたい!!というので、

先生に「かくかくしかじかで、ちょっとお休みさせてください。」というと、

3児の母の先生は、

「私がこんなこと言うのもなんだけど、幼稚園なんて多少行かなくても大丈夫よ~。

集団生活が苦手なお子さんもいるし、皆さんなんとかなってらっしゃるわよ~。

あとは、お母さんの覚悟ね。」

と励ましの言葉。

しかも

「○ちゃん、いいもの持っているから、バイオリンもゆっくり考えて行きましょう。」

と温かい言葉をかけていただき。

うちの息子はなんて恵まれているんだと母は嬉しくなりました。

 

続く・・・。