息子の事です。
とても繊細なところのある息子です。
きつい言葉などは苦手。
優しい心を持っています。
だから、主人が20年間着続けてボロボロになったズボンを捨てようとすると、
泣きます。
「そんなにずっと活躍してくれたのに、捨てるなんて・・・」
でもリサイクルするというと納得してくれるので、
なんだかおもしろい。
「これは泣くな~」というのはたいてい私には分かるようになりましたが、
先日、地雷を踏んでしまいました。
息子は虫歯になって以来、フロスで歯磨きの仕上げをしています。
ドラッグストアで普通に売っているフロスですが、
一度そのフロスを切らしてしまい、主人が激安で買ってきたフロスを1本頂戴したのですが、
その激安フロスが使いにくいったら!!!
ちょっと寝る前で急いでいたので、ついつい「あーーー(怒)!!!使いにくい、このフロス!!!」と呟いたら、なんとそこに地雷がありました・・・・(泣)
眼にいっぱいたまった涙をゆらゆらさせながら、
「ママ、フロスくんは1回使われたらもう捨てられるのに、
それなのに文句を言われたら可哀そう・・・」
と私に抗議してくる息子。
息子の涙に思わずもらい泣きしそうになりましたし、
確かに1回使われたらすぐに捨てられる運命のフロスにあまりに思いやりのない一言だった気もしてきたけど、
「そうかそうか、ごめんね。」といいつつ、
「こんなことでイチイチ傷ついていたら、この先大丈夫なのだろうか??」
と心配にもなりました。
この繊細さ、いつかなくなるのかしら?
こういう優しいところ、感受性が豊かな部分を理解してくれる人に沢山出会えればいいな。
備忘録でした。