昨日、読売KODOMO新聞の今週の1面に
歴代のアメリカの大統領の写真がズラリと並んでいた話、
息子とアポロ計画の話と共にケネディ大統領とかニクソン大統領の話を
ちょこっとしたと書きました。
それで、突如、昔見て感動した「ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~(NHK)」の
アームストロングの回を思い出し、ビデオを再度見た次第。
「1人の人間にとっては小さな1歩だが、
人類にとってはい大きな飛躍である」
という言葉はものすごく有名ですが、
私が感動したのは、アームストロングとニクソンさんが電話で話したという内容なんです。
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月へ着陸したアームストロングとバス・オルドリンに
ニクソン大統領から電話が入りました。
当時はソ連と宇宙をめぐって開発競争が行われていました。
「やあ、ニールとバズ、私はホワイトハウスの執務室からかけているんだ。」
「すべてのアメリカ人にとって、今日は人生で最も誇れる日になるだろう。
そして世界中の人々が、この偉業を認めてくれるはずだ。
君たちのおかげで、宇宙は我々の世界の一部となったのだ。」
ニクソン大統領は、着陸成功をアメリカの偉業として称えようとしました。
しかし、アームストロングは答えました。
「ありがとうございます 大統領。
私たちは合衆国の代表ではありません。
すべての国家の平和を愛する人、
好奇心を持ち未来を目指す人々、
彼らを代表してこの場所に立てるの
はとても光栄なことです。」
わずか2時間ほどの滞在で、アームストロングとオルドリンはミッションを黙々と続けました。
月の石の採取、地震計、太陽風測定装置、レーザー反射装置など機器の設置、全てを終え、月を離れる直前・・・アームストロング達は小さな包みをおいてきました。
その中身は・・・宇宙飛行士を称えたメダルでした。
アポロ1号の乗組員、そして人類初の宇宙飛行に成功し、その後の事故で亡くなったソビエトのガガーリンもいました。
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どうですか?
私はものすごーーーーく、ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーく感動して、
涙涙でしたよ。
心の洗濯ができますね。本当に。
お互いを思いやったり、助け合ったり、それが出来る人でありたいな。
そして、好奇心を持って未来を目指す世界中の人が
国境関係なく力を合わせてくれたら、どんなに素晴らしい世界になるんだろう・・・。
子供たちにそんな世界を残したいな・・・。
色々と考えてしまいますね。
大統領の電話にこんな答えを伝えられるなんて、
アームストロングさんは選ばれるべくして選ばれた人だな~、
カッコいいです!