日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

バイオリン なんだか色々考えてしまう今日この頃

うちの息子が習っている教室では、
同級生が何人かいます。
入った時期もほとんど同じで、

幼稚園の頃は個人レッスンの時間も先生が少しだけ時間をかぶせて下さって、

皆で楽しくレッスンしていたバイオリン仲間です。

でも、いつの間にやら皆の進度に差が出てきました。

幼稚園の年長さんの秋には、ほとんど同じ進度だったのですが、

今では教本1冊ほど差があります。

 

先日その中でも、幼稚園の時には同級生の中で1番バイオリンが大好きだったAさんのお母さんからビックリする話を聞き、ちょっとショックだったので、

書き留めておきます。

 

なにがショックだったというと、「Aさんがバイオリンやる気ゼロ状態になっている」という話。

Aさんはグループレッスンなどでも、上級生の番になるとさっさと引き上げていくうちの息子とは対照的に、いつも最後まで上級生の演奏を聴いていくお子さん。

本当にいつも感心していました。

ただ、Aさんのお母さんは、「楽器未経験」で(音楽を聴くのは好きだそうです)、「先生の指示の意味がかわからない」そう。

なので、先生からの指示をお子さんに直接伝えて欲しいと、先生にお願いしたそうです。

だから、練習もノータッチ。レッスン中に先生が伝えたいことは動画に撮って練習の時にみせているそう。

Aさんはバイオリンが大好きだったので、幼いながらも1人でコツコツと練習していました。

私は「なんて偉いんだろう!好きって気持ちがやっぱり大切なんだな。

上手になりそうだなー」といつも感心していたのです。

 

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(↑年中さんの時のグループレッスン)

うちの場合、今でこそある程度穏やかに練習できるようになりましたが、

幼稚園の頃は、繰り返し忘れ、音程のズレ、

バイオリンを持つ姿勢、弓の角度など注意する度に息子が怒り、

良くけんかになっておりました。

 ちょっと「今音程合ってなかったよ。」というだけで、

まるでやくざの様な荒れようです。

弓を顔の前で振り回したりするので、私の怒りが沸点に達し、その態度を注意すると今度は「弾けるまでやめない」と意地をはり始め、バイオリンに涙の跡を幾筋もつけながら、ノーミスで新しい曲が弾けるまで弾き続けたりします。

「ママは間違えるから怒っているわけではないの。教えてもらう態度に怒ってるの。

まだ初めたばかりの曲なんだからノーミスなんて無理でしょ。」というとますますヒート!!「むりじゃなーーーーい!」とか号泣しながら、

間違えるたびに最初から弾くという・・・。

私は「いつおわるんだーーーーー(涙)」と途方に暮れる・・・。

「難しい部分の部分練習をしようよ。」と言っても「いやだ。はじめから弾く。」

とさっぱり言うことを聞かないし、

まあ、私の言い方も悪いのでしょうね。

息子の不機嫌に完全に飲まれて、同じ土俵で勝負している感じですものねー。

でもバイオリンについた涙の跡をみながら「こんなに頑張らせて大丈夫だろうか?」と随分悩みました。精神、やられるのでは?とか。

それで、「そんなに嫌なら辞める?」と聞くと、

「やめたくない、10巻まで行く!そんなこというな(怒)!!!」とまた激怒・・・。

まあ、頑張りたいんだと思います。

息子は「やめる?」というより、「一緒に頑張ろう!」と言って欲しいように見えます。

で、その言葉を信じ、

紆余曲折ありながらも数年間親子でやってきたのです。

でも、その負けず嫌いが功を奏してか、バトった時ほどぐっと息子は伸びました。

すると先生がレッスンの時に「すごく上手になったね。弾きこんできたのがわかるよ。」と褒めてくださいます。

そして、すぐ次の曲に進める。するとやっぱり子供は嬉しいですよね。

涙を流した分だけの成果があるし、達成感がある。

 

 

話は戻りまして、Aさんの様子。

Aさん親子のレッスンが少し長引き、何度か様子を見せてもらったのですが、

聞いていると、繰り返しを飛ばしてしまったり、音程をうまく取れていなかったりと

まあ、息子と同じような間違いをしています。

息子の場合ですと、我が家では1週間上記のような汗と涙のやり取りが行われるわけです。

でも、Aさんはそこからなかなか進めないんですよね。

注意されても家で気づかず練習をしてしまっているのでしょうね。

言われたことを覚えていて、色々と注意を向けながら弾くということが、

幼児には大人が思っている以上に難しいのだと息子を見ていても感じます。

それを聴いていて、余計なお世話ながら、「Aさんも悔しいだろうなー。お母さんももう少しだけ注意してあげたらすぐ先に進めそうなのにな。」と思ったし、

実際Aさんのお母さんとお茶をしたときに、軽く言ったこともあります。

でも、Aさんのお母さんにはお母さんの考えがあります。

子育てに正解はないし、自主的に頑張っているAさんだからこそ、楽譜が読めるようになったら、うちの子のような甘ったれはどんどんおいていくのかもしれないと思ったりもしました。

 

で、その様子を見てから半年後、Aさんの「やる気ゼロ」の話を聞いたのでした。

 きっとAさんはバイオリンは大好きなんだけど、頑張っても前に進めないし、

なんだかちょっと楽しくなくなっているんでしょうね。

 

 

まあ、これからのことはわかりません。

息子だって「やる気ゼロ」になることもあるでしょうし。

なにが言いたいかはよく分からない文章になりました。

私としては、Aさんの気持ちがまた復活して、一緒に頑張れたらいいなと願っています!!

 

ちなみに我が家は、「ちょっと注意すると態度が悪くなる」というところは、

今も残っていて、私がつい本気で腹が立ってしまうので、

出来るだけ落ち着いて「悔しいのはわかった。でもそれを人にぶつけるのは違う。

お互い気持ちよく練習しよう。」

と言い聞かせるようにしています。

 

いよいよ3巻の最終曲、ブーレに入りました。

ブーレは初等科の卒業課題曲で、録音して本部審査があります。

1巻の前期初等科録音の時は、死闘でした(笑)

母、こんなに頑張らないとダメですか?みたいな。

でも明らかに録音後レベルがぐいっと上がったのが私にもわかりました。

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今回はどうなるかな??

息子も成長したので、あの時ほど私の出番はないかもしれません。

1つの目標に向かって頑張るのって、苦しいけど、クリアすれば、達成感と喜びがある!!!また違った景色が見えます。

母は、たまに口出しながら、一生懸命応援したいと思います。←理想・・・