昨日、ようやく!バイオリンの発表会が終わりました。
母はホッとしたよ!
曲目はバッハ作曲、ブーレです。
この曲は粒のそろった音色が命!!!
強弱を付けながら、淡々と八分音符を刻んでいく。
弦移動なども難しく、私たち親子にはなかなか高いハードルでした。
一通り弾けるようになってからが、長かった・・・。
余り緊張しないタチの息子も、今回は曲自体が難しかったのと、
曲が長かったので、
練習でも上手く行くときと行かない時があり、
今までで一番緊張していました。
一昨年のビデオを見直してみると(昨年はコロナで発表会が中止になった)、
舞台に立っても緊張の影すらなく、
口パクで「ママ、ビデオとってる?」と舞台上から聞いてくるというふてぶてしい息子の姿が。
そう思えば、いっちょ前に緊張する姿、成長したものです。
でも、息子、羨ましいのは本番に強いんですよね。
ちょっと音が走ってしまったり、音が若干外れてしまったところもありましたが、
1度も止まることなく、練習の成果をきっちりと見せてくれましたよ。
バイオリンって弓の微妙な力加減で音が全然変わってしまうので、
緊張しながらもいつも通り弾くって、かなり難しいのではないかと思います。
大人になって始めた保護者の方もいらっしゃるのですが、大人の皆さんはやっぱり緊張でいつもの音が出ていなかったので(それでも尊敬!ですが)、
小さいころから始めている子供達にとっては、弓はお箸を持つようなものなのかもしれませんね。
曲を弾き終わった時のホッとした顔が可愛かったです。
ところで、スズキメソードの発表会の良いところは、アットホームで皆で作り上げる感じがあるところかなと思います。
私が昔習っていたピアノの発表会は、自分の番が終わると知らない皆の演奏をひたすら聞いている感じでしたが、スズキメソードは月に1度グループレッスンがあるので、
その時にアンサンブルの練習や合奏の練習をします。
小さな子ほど皆で弾くのが楽しくて、息子も幼稚園時代はグループレッスンを楽しみにしていました。
そんなわけで、 発表会ではそれぞれのソロの曲の他に、10曲程度、アンサンブルだったり合奏だったりがあり、合奏で始まり、合奏で終わる感じ。
今回は、アンサンブルは先生が選んで下さった中級・上級者向けのもの1曲と
ほぼ全員で弾く(1巻の途中くらいから参加できる)初級者向けのもの1曲、
合奏は1巻から5巻くらいまでの中で8曲、弾けるものだけ参加するという方式です。
簡単な曲でも上手なお兄さんやお姉さんがセカンドを弾いてくれたりするので、
いつもと違った雰囲気に。
発表会の最後に向かって簡単な曲になっていくので、
ちょっとずつ小さなお友達が増えていき、可愛いですよ。
ちなみに必ず最後は皆できらきら星変奏曲を弾きます。
そして、これも珍しいのでは?と思うのですが、
息子の教室では、発表会が終わった後にちょっとした茶話会があるのです。
お菓子をつまみながら、保護者と子供が1言ずつ挨拶します。
今回はコロナで茶話会はありませんでしたが、
皆の前に立って、保護者と子供が1言ずつ挨拶しました。
皆さん、とてもお話上手の方が多くて、
私のつたない挨拶が恥ずかしいですが、ほっこりとするエピソードや
ジーンとする場面もあり、この教室に通えて幸せだなーと思いました。