日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

やっぱり実験が好きだなーと思った

ちょっと前にブログに書きましたが、
栄光ゼミナールの無料理科実験教室に行って来ました。
こちらは算数と国語の学力到達度テストを受けて、
その後、
試験管の中で「塩化アンモニウム」という薬品の結晶を作ります。

テストはケアレスミス以外は解けてました。
難易度は基本的なもの+αくらいな感じ。
学校のテストよりはちょっと難しいかな?くらい。
かつ、学校のテストより問題数が多くて、
いつものペースで解いていたら、制限時間15分のうち、
5分で1/4ページしか解けてなくって、
焦ったらしいです(そこからのケアレスミスでしょうねー)。
まあ、良い経験ですね。
受験するなら、素早く正確に解くってことが必要なんだなーと
改めて思いました。

理科の実験目的に参加した今回の教室ですが、
改めて、実験、本当に好きなんだなーと感心しました。
なんていうの。
意識が覚醒している感じ。

まず、水を試験管に印のところまで入れ、
その後塩化アンモニウムを入れ蓋をして、振る!
息子、フリフリしていたら、そこでもう疑問。
「水が減ってるけど、どうして??」

私は全然気が付きませんでしたが、確かに1cmくらい減ってる。
先生もはっきり分からなかった様子で、
なんだかちょっと誤魔化した!!!(*_*)

予習していかなかったので、実験している段階ではよく分かってなかったのですが、
実験は、

①試験管をお湯に入れ塩化アンモニウムを水に溶かす
②お湯から出し、温度を下げる
③解けきれなくなった塩化アンモニウムが再結晶化し、大きな結晶となって、
試験管の底に落ちていく。

ということを見る為の実験でした。

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ところが!!1回目にお湯につけた時、お湯がぬるかったのと試験管がプラスチックだったのも手伝って、
多分温度がそれほど上がらず、ほぼ解けてませんでした。
なので、試験管の中の塩化アンモニウムは入れた時となんの変化もなく(解けている量も)、
粒も小さすぎて何の形かわからなかったです。

にも関わらず!!

「結晶はどんな形かな?絵をかいて。」と言われ、
息子凝視!!「ひし形にみえるようなー」
先生「大体、十字とかにみえるんだよー」と。
私、心の中で「点にしか見えない・・・」
息子「もう一回温めていい??」というと「いいよ。」とのことで、
再度チャレンジ。
今度はちょっと長めにお湯につけて、
息子「あー少し溶けた!!」と試験管を上げると、
少しずつきらきらと再結晶化した粒が見え始めました。

ここでようやく、私はなるほどと思ったのですが(にぶい)、
なんだか先生に不信感。

普通だったら、ほぼ塩化アンモニウムが溶けていないんだから、
「あれ?あんまりまだ溶けてないから、もう一度温めてみようか。
もう少し大きな粒が出てくるはずなんだよ。」とかいいそうじゃありませんか?
その小さい粒のまま、観察させます?
なんだか頂いたプリントから脱線せずに行こうという感じで、
疑問を納得させてくれる感じもなく、
再結晶化していなかったのに「再結晶化」って言葉大事だよ。と言われ、
うーん、無料だからなのか?
実験だからこそ、実験結果をもっと真摯に扱って欲しかった。
まあ、塾ってそういうところってことかなー。
主人にいうと、「塾講師のレベルがあんまり高くないのかもねー」と言ってましたけど。
どうなんでしょうね。

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最後にこの問題を解いて終了となりました。
息子、初めての問題ですが、実験のお陰か特に迷うことなく解いていて、
先生から「今の時点でこれが解けるなんて、本当に理科が好きなんだねー。」と褒められていました。

ちなみに息子といえば、この塩化アンモニウムがとってもお気に入り。
「どこかに塩化アンモニウム売ってる?」と聞いてきたり。
家に帰ってきてからも、温めたり、冷やしたり。
ついでに水を増やしたり、色々していて、
で、色々しすぎて、塩化アンモニウムがこぼれ(泣)、消沈。
最終的には水だけになってしまいました(笑)

色々なブログを読んでいると↓が良さそうなので購入してチビチビ息子と読んでいます。

ieben.gakken.jp

そこにミョウバンの結晶を作る方法が載っていたので、
意気消沈した息子はそれを作ると言っております。

私だと「へー」で終わってしまうこの塩化アンモニウムの実験、
息子にはとっても面白かったようです。
実験がしたいしたいと言っているだけありますね。
こういう現象に胸をときめかすことが出来るのって、
やっぱり一種の才能だなーと思います。