日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

バイオリンのこと&いよいよZ会中学受験コース!

1.バイオリンについて
バイオリン、行き詰っていた話は以前書きました。
kabosuchan.hatenablog.com

先生に相談をして、自分を落ち着け試行錯誤中です。
先生のアドバイス通り、1つだけ注意して、あとは流すというのをやってみたのですが、
私がこれでいいとなかなか割り切れない。
怒らないようにはなったんですけど。
息子もぼんやりしないように気を付けるようにはしているそうなんですけど(笑)、
練習しても上手くなっている気がしないんです。
音に芯がないというか。
「なんでだろう?昔の方が良い音が鳴っていた様な気がする・・。
どうすればいいんだろう?」と悩み続けていたのですが、

ふと、

林 成之著「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」を
を思い出し、もう一度読み直してみました。
著者によれば、

7歳から10歳以降は脳の神経回路のベースが出来上がり、神経回路網がどんどん発達していく過程に入ります。
脳はほぼ大人と同じ状態になり、理解力や思考力、記憶力など脳の機能が急速に高まってくるのです。
7歳から10歳以降は、本格的に学習に励んでよい時期です。

とのことで、


子どもは、脳が発達してくると、勉強に限らず「ああしなさい、こうしなさい」といった指示を嫌がるようになります。
(中略)
脳の発達にともなって自己報酬神経群の働きが活発になっている証拠です。
(中略)
自己報酬神経群は「自分の決めたことを自分で達成したい」と考え、「自分でやる」ことをご褒美として機能します。
(中略)
親の指示は、脳に対して「やる気をそいで思考力を落とす」という悪い影響を与えているのです。

だとのこと。


2年生が終わって、今までの息子の様子となんだかちょっと違うなーと息子の成長に嬉しいような寂しいような気分を味わっていましたが、
脳の発達が次の段階に入ったということだったんですね。きっと。
バイオリンの私の指示はまさに「やる気をそいで思考力を落とす」!!反省!!!

私も「どんな練習だったら、この不完全燃焼感を取っ払えるのだろう?」と悩みましたが、
要は私が『ここはフォルテだよ!』というから息子がその通りに弾くのではなく、
息子自身が『ここをフォルテで弾こう!』と思って練習しないと思考停止しているということですよね。
息子に伝えてみました。

①どうやって練習をしたらいいのか悩んでいること。
②音楽を奏でるのは、間違えないで弾くということもあるけど、
 曲を通して自分を表現することでもあるので、息子自身でこの曲をどういう風に弾きたいか考えて欲しいこと。
③母が言った色々な事はいったん忘れて、まずはCDを聴いて、
 「今日はこの部分をこういう風に弾いてみよう!」という目標を1つ考えてから、練習を始めてはどうかと思うこと。

すぐには効果はないだろうと思っていましたが、
なんとはじめからかなり効果があって、
「心ここにあらず」状態の演奏が一転、「心ここにあり」の演奏へ。
これにはビックリしてしまいました。
「いい音出てるよ!!全然音が違うよ!」と正直な気持ちを伝えたところ、
物凄く嬉しそうにしていました。
息子も「ぼんやりする暇がなくなった」と言っております・・・。
自ら「ここちょっと上手く弾けるまで、繰り返してみるね。」なんて、自分から反復練習を・・・!!
いやはや、私、どれだけ間違っていたのだろうか。
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先生もおっしゃっていましたが、↑これを暗譜して他のことを考えながら弾けるって、すごい。
そこを認めてあげなければ・・・ですよね。

ところで、夏の合同発表会でのソロのお話、息子、頑張ることにしたそうです。
「練習時間を伸ばせないなら引き受けないでね」と伝えていましたが、
「やりたい!!」とのこと。先生も嬉しそうでした。


2.いよいよZ会中学受験コース

ついに始まりましたよ~。
息子は「中学受験はしないと思うよ。」とのこと。
kabosuchan.hatenablog.com

理由を聞くと、
「えーなんだか大変そうだし、普通は高校受験なんでしょ?そっちでいい。
でも、勉強はしておいた方がいいかなと思ったから、中学受験コースはそのままやることにする。」
「未来思考力ワーク(3年生からは思考・表現力)はやりたい!」
そうな。
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↑思考力・表現 難しくはないけど試行錯誤が必要な問題です。

それで教材がくるまで、イマイチ1日の勉強量が分からず不安でしたが、
やってみると、やりやすいです。
時間はだいたい1時間。
1日1教科のみで、土日は基本お休みです(2日くらいはやる日があります。)。
それから、毎日練習ブックなるものが1カ月に国語と算数を合わせて20回分ついています。
1回分は算数は計算が8問くらい、漢字だと10問くらいかな(いまのところ)。
うちは思考・表現力(添削合わせ全4回)を追加でとっているので、
土日の空いている時間にやる予定です。
思考・表現力は息子、とても楽しいそうなので、
平日の勉強時間は伸びたものの、土日は今までよりも時間がありそうな感じ。

算数はまだそれほど難しくないですが、
字が小さくなったので、ケアレスミスが多発!!!
字が小さくなっただけなのにね。ビックリです。
タブレットが物珍しいのか、中学受験コースの方が楽しい!といっております。
母は、息子がタブレットを見ながら丸付けするので、楽になったかも。

ちなみに3年生になって、問題の出題口調がちょっと厳しく?なったので、息子がイチイチ反応しております。
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「次の計算を筆算でしなさい。」→「次の計算を筆算でしましょう。」
なんだか命令されているようで、嫌なんだそうな。

理科は実験を家でやります・・・(うーむ、大変)
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今日実験をしましたが、計りで色々なものを測り、
私に重さの問題を作ったり、楽しそうでした。
そして、テキストにまとめの文章を書きましたが、
「物質は素粒子からできてるからねー」と言って、
相変わらずあっているのか間違っているのか分からないことを書いて終了(笑)
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↑主人に「え?宇宙の重さって変わるの?」と聞かれ、最後に「多分」と書き加える適当な息子。

林 成之著「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」で書かれていた通り、
勉強するのに機が熟した感じ、しています。
なんというか、感覚的なものなので上手く説明できないのですが、
幼児からの脱却とでもいいましょうか。なんとなくそんな感じなのです。
本も(興味がある分野&読みやすそうなものだけだけど)春休み中に10冊くらいは読んだような。
本を読みながらくくくっと笑っていたり、
あー、感慨深い。
今まで勉強を楽しいといったことはなかったのでビックリですが、
色々と興味がある分野を広げていって欲しいです。