日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

蚕に愛♡

我が息子の学校は6月に入って、家から持っていった箱に蚕を持って帰るようになりました。
餌である桑の葉はなんと自分たちで見つけてくるというミッション付き。
というわけで、母たちはせっせと桑の葉情報をあつめ、
母ネットワークでなんとか桑の葉を蚕に与え続けました。
先生たち、ちょっと丸投げしすぎでないのかい?と思わないこともないですが、
とりあえず、
わが家には最近蚕がいます。
調べたところ、蚕の幼虫は寝ずに桑の葉を食べ続けるそうで、
本当に黙々と蚕たちは口を動かし続けます。
初めは「気持ちわるー」と思った蚕たちもほどなく愛着を感じる様に。
息子も死なないように一生懸命お世話しました。

で、ですよー!

ついに我が家の蚕たち、昨日糸を吐き始めたのです!!!
慌てて蚕に家を作ってあげました。
一つ一つ蚕を部屋にいれて、ずーーーっと観察していると、
2匹脱出(笑)
まあいいかと、そのまま寝て、
朝起きると、

じゃん!!

脱走した2匹も部屋に戻り、繭玉作り始めてましたよ。

初めは私が「お世話出来るかな?」と不安でしたが、
お世話してみると、
息子も私もとっても蚕が可愛くなりました。

それに加えて、理科の先生に蚕の生態はもちろん、
「繭が絹糸の原料でとても高価だ」ということを教えてもらい、
息子もひどく納得したようです。
絹糸を作るのに、これだけ手間がかかっているんだなー、
蚕、頑張ってるんだなーと。
体験したからこその感想。
蚕の世話は家庭の事情もあるので、
手を挙げた人だけに任される(教室では皆で観察します。)のですが、
やってよかったなーと思った私です。

ただ、この後、繭玉は氷らせてその後茹でられるらしいです(息子が言っていたので、本当かはわかりません)。

息子は「かわいそうだから蛾になるまで育てたい!」と言っていますが、
わ、私はそこまでは・・・と思ってしまっております。
でも、息子の言いそうなことだなーとも思ったり。

でも、でも、息子の言うとおりにしたとして、蛾になった後どうするんだよー。
交尾??自信ないよーーーー。