日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

2泊3日鹿児島旅行、行って来ました!

春休みのお楽しみとして、2泊3日で鹿児島旅行に行ってきましたよー。
私は九州出身なのもあって、鹿児島は初めてではありませんでしたが、
旅行に行ったのは両親に連れて行ってもらった7歳の時以来。
何度かサークルの合宿などでは訪れていたのですが、
今回ゆっくり旅行してみると、私が思っている以上にとても魅力的な場所でしたよ。
ダイナミックな力強い自然に目をみはり、幕末に活躍した西郷隆盛に思いを馳せたり。

鹿児島市街地も昔の記憶だと、天文館!白熊!!というイメージしかなかったのですが、
イギリスと仲が良かったこともあってか、昔の洋館?がちらほら残っていたり、
西郷隆盛のゆかり史跡も沢山あって、どこからでも見える桜島と市街を走る路面電車と共に「これぞ鹿児島!」と地元の人が誇りにしている文化を感じる街でした。

私は歴史が苦手なので、
息子とせっかく鹿児島へいくのだからと西郷隆盛の絵本を買って読んだのですが、
今更ですが、西郷隆盛ファンになってしまいましたよー。
息子にはちょっとまだ難しかったようですが、
なんとなく雰囲気はつかめたかなーという感じです。
san-san-sha.com

ではでは、今回印象に残った場所をご紹介します!

1.やっぱり桜島

鹿児島空港から、大隅半島(地図でいうと右側の半島です)に周り、
車で桜島へ入りました。
今は大隅半島から陸続きになっている桜島ですが、大正の大噴火により陸続きになったそうです。
車で走りながら「ここが火山でつながったところなんだー」と実感し、
個人的には大隅半島と海の境界がものすごい断崖で、地殻変動によるものなのかなと思うと、物凄い地球のパワーを感じましたよ・・・・!!
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旅程を決める際に主人と「桜島に実際行っても近くて全体像が見えないからどうなんだろう?」と話していたのですが、
なんのなんの。
やっぱり百聞は一見にしかず!
もりもりと盛り上がって固まった溶岩石をみて、行ってみないと分からない迫力を感じましたよ!
島のあちこちに避難豪があり、今にも噴火が起こる可能性を感じて、恐ろしかったです。
息子はおこづかいで溶岩石のストラップを購入しておりました。
途中、展望台に寄りつつ、島を半周程して、カーフェリーで鹿児島市街地へ。
このルート、おススメです。

2.西郷隆盛ゆかりの地巡り
これもとっても楽しかったです!!
あらかじめ行く場所を決めておいて、
息子に地図を読んでもらい、母もたまに一緒に地図をみましたが、
ほぼ息子が案内してくれました。
鹿児島中央駅スタートで
西郷どん誕生の地→路面電車にのり→せごどんの像→西南戦争の銃弾跡がついた石垣→せごどんが最後の5日間過ごしたという洞窟→城山の展望台
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路面電車は1度乗っただけで、あとは歩き。
山道もはあはあ言いながら登りましたよ~!疲れた!!
でも城山の展望台で二人で食べた「せごどんせんべい」は別格でした。
顔から食べる母。
最後まで顔を残す息子(1度心臓付近で止まって「まだ生きてるよね?」)。
ぷぷぷ。
朝から出かけましたが、山頂でのんびりしているとちょうどお昼になりました。
半日コースですね。
途中、他の見どころもありましたが、
指宿にその後移動する予定だったので、ちょっと端折ったかな。

息子にとっては、初めての土地で地図を読んで、母を案内するミッション!
「(たどりつけるか)怖いけど、たのしーーーーーーい!!」と途中何度も言っていましたよ。
うん、わかるわかる。
携帯や車のGPSを使うと便利だけど、
やっぱり地図を読んで、ドキドキしながら知らない土地を旅するって、
楽しいよね。
他の旅でもお願いしようかなーと思ったミッションでした。

3.知林ヶ島
2日目の途中で指宿へ移動しました。
指宿といえば、砂風呂という気がしていましたが、
調べて行ってみたかった知林ヶ島
なんでも3月~10月の大潮・中潮の時には砂州が現れ、
3時間程度ですが、島と本土が陸続きになります。
で、3日目、ちょうど大潮だったんです~
息子も「さす、さすみたいー」と盛り上がり、家族で渡ってきました。
砂州を渡っている間、
息子なぜか「水切り(水面を石が何回か跳ねる石投げ)」にはまり、
初めは全然でしたが、父に教えてもらいながら練習すると、
砂州を渡り切るころには上手に出来る様に。
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コンビニでおにぎりを買っていき、知林ヶ島で食べて、
一番近くの展望台に登って景色を楽しみました。
大体私たちの足で下から10分くらいで登れましたよ。
砂州を渡り始めて、本土に戻るまでは2時間くらいかかりました。
ちなみに
市が案内してくれるインターネット上の情報で
11:30~14:30まで砂州が現れるとのことだったので、
「11:00くらいからスタンバイして、砂州が現れるのをみよう!!」
と思っていたのですが、
11:00にはすでにしっかりとした砂州が!!!
じゃあなくなるのを見たい!と思いましたが、今度は飛行機の時間が!!!
ということで、砂州が消えている時の島を見ることが出来ませんでした。
そこまで見たい!という方は、気を付けた方がよいと思います。
ご参考までに。

今回の旅で特におすすめ3ヵ所をレポートしてみましたが、
この他にも「熱い熱い」と言いながら砂風呂に入ったり(私は気持ちよかったー)、
日本最南端の駅「西大山」駅に行ってみたり(電車に乗りたかったけど時間が合わず、残念!)、
カルデラ湖である池田湖にも足を伸ばし大ウナギをみたり、
宿では温泉でまったり、空港では足湯でぽっかぽか。
息子はフライトシミュレーターまでも楽しみ、盛沢山、大満足の旅でした。
やっぱり九州はお魚が美味しくて、
主人と刺身を食べながら「何が違うんだろうね。」とお酒を飲み飲み話したり、
息子は溶岩プレートで黒豚を焼きながら、「たのしーーーーい」と喜んでいたり。
路面電車の乗り方が分からずキョロキョロしていたら、地元の方が声をかけて下さったり、
お土産屋さんでおしゃべりな息子がお菓子を頂いちゃったり、
人との出会いも旅の楽しさだなー。

私、帰りのお土産屋さんで「西郷どんの教え」なる本を買ってしまいました(笑)
また鹿児島行きたいな。
鹿児島旅行、おススメです。