日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

授業参観

先日授業参観がありました。

保護者は国語の授業を前半と後半に分かれて参観しました。

入学して初めての参観です。

 

授業では、各自、漢字の中に含まれる文字、例えば「晴」なら「日」などを抜き出して、「日」を含む他の漢字を沢山見つけよう!というものでした。

先生が皆の机をまわって「なるほどね」などいいつつ、

「前に来て書きに来てくれる人~!!」と言えば、

みんな、ピーンと挙手!!

可愛い(笑)

皆しっかり先生の話を聞いて、周りのお友達とわいわい話しながら、

でも騒ぎすぎず、安心できる雰囲気でした。

 

うちの子のノートを先生がのぞいた時に

反応が良かったので、私も覗いてみると(後ろの方の席だったので)

「ほーなかなか面白い文字を抜き出してるじゃないの。」と

感心したのですが、先生からも無事?当ててもらって発表していました。

発表の時は沢山見つけた漢字をまず書いて、何が共通する文字なのかを

皆が当てるというものだったのですが、息子が考えたのは隠し文字風だったので、

皆でクイズみたいに盛り上がりましたよ。

まあ、親ばかですけど、うちの子、発想は豊かだと言われるので、

その長所がしっかり学校でも出すことが出来ているんだなと安心しました~。

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↑息子の作ったラジコンのリモコン(まだ途中)。

どうやって操作するのか聞いたところ、

アルミホイルを付けた牛乳パックの指サックを電線と電線の間に押し付けることで、

通電させるとか。

右手を押し付ければ、右のモーターが、左手を押し付ければ、左のモーターが、

両手を押し付ければ、両方のモーターが動きまっすぐ動くのだそう。

子どもの発想って面白いですねー。

あの人に会いたい

私の好きな育児書に
浜文子さんの「育母書」がありますが、
その中に「あの子達に会いたい」という章があります。

books.rakuten.co.jp

少しだけ紹介しますね。

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「あの人に会いたい」といったようなタイトルのテレビ番組があったように記憶しています。
人生という時間の中に思い出を残し「もう一度会いたい」という思いを、
こちらの心に残し会えなくなった人。その人ともう一度会えたら・・・という望みをテレビ局が叶えてくれる
といった内容だったでしょうか。
私が、もう一度、たった一度だけでいいから会いたいと思うのは現在、二十七歳と二十四歳に成長したわが子の、
幼い時代の姿です。
私が時おり、夢見るのは玄関のチャイムがピンポーンと鳴り、ドアを開くと腰におもちゃの刀をさし手に虫かごを
ブラ下げた五、六歳の息子と、お気に入りのバスケットを片手に子猫のぬいぐるみを抱きしめた
三、四歳の娘が立っているという図です。
「ああ、そんな日が一日プレゼントされたらどんなにいいだろう」と、そう思う私の頭で、
次々に二人の子ども達とする遊びのイメージが浮かび上がってきます。

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昨日ですが、主人がマンションのポストから一通の手紙を持って帰ってくれました。
差し出し主は同じマンションのお母さん。

苗字だけでは誰か分からず、
驚きつつ手紙をあけると、
中から、二年前、幼稚園の夏祭りで息子と私で魚釣りゲームをしている写真が出てきました。
なんでも今ちょうど息子さんがうちと同じ幼稚園に通っていて、
お母さんが役員をされていらっしゃるそうで、
会議室に行った際に、昔の貼り出し様の写真を整理していたら、出てきたので、持って帰って下さったそうです。
なんて素敵な方なんだ。

その写真を見て、
突然私の気持ちが幼稚園時代にタイムスリップし、
なんだかあの頃の息子に会えたような、そんな気持ちになりました。
今よりもずっと手はかかったけど、息子と私の距離は今よりもずっと近くて、
息子は小さくて、
一生懸命魚を釣っている息子。今よりちょっとだけ若い私。

なんだか感動してしまいました。

今もまだまだママ、ママだけど、あの頃よりもちょっと成長して、
逞しくなりました。
でも、将来、 今の息子に会いたくなる日が来るのかも知れないと思いながら、
なんとなくノスタルジックな気持ちになった木曜日でした。

スズキメソード バイオリン発表会2021

昨日、ようやく!バイオリンの発表会が終わりました。
母はホッとしたよ!

曲目はバッハ作曲、ブーレです。

この曲は粒のそろった音色が命!!!

強弱を付けながら、淡々と八分音符を刻んでいく。

弦移動なども難しく、私たち親子にはなかなか高いハードルでした。

一通り弾けるようになってからが、長かった・・・。

余り緊張しないタチの息子も、今回は曲自体が難しかったのと、
曲が長かったので、
練習でも上手く行くときと行かない時があり、
今までで一番緊張していました。


一昨年のビデオを見直してみると(昨年はコロナで発表会が中止になった)、
舞台に立っても緊張の影すらなく、
口パクで「ママ、ビデオとってる?」と舞台上から聞いてくるというふてぶてしい息子の姿が。
そう思えば、いっちょ前に緊張する姿、成長したものです。

 

でも、息子、羨ましいのは本番に強いんですよね。
ちょっと音が走ってしまったり、音が若干外れてしまったところもありましたが、
1度も止まることなく、練習の成果をきっちりと見せてくれましたよ。
バイオリンって弓の微妙な力加減で音が全然変わってしまうので、
緊張しながらもいつも通り弾くって、かなり難しいのではないかと思います。

大人になって始めた保護者の方もいらっしゃるのですが、大人の皆さんはやっぱり緊張でいつもの音が出ていなかったので(それでも尊敬!ですが)、

さいころから始めている子供達にとっては、弓はお箸を持つようなものなのかもしれませんね。

 曲を弾き終わった時のホッとした顔が可愛かったです。

 

ところで、スズキメソードの発表会の良いところは、アットホームで皆で作り上げる感じがあるところかなと思います。

私が昔習っていたピアノの発表会は、自分の番が終わると知らない皆の演奏をひたすら聞いている感じでしたが、スズキメソードは月に1度グループレッスンがあるので、

その時にアンサンブルの練習や合奏の練習をします。

 小さな子ほど皆で弾くのが楽しくて、息子も幼稚園時代はグループレッスンを楽しみにしていました。

そんなわけで、 発表会ではそれぞれのソロの曲の他に、10曲程度、アンサンブルだったり合奏だったりがあり、合奏で始まり、合奏で終わる感じ。

今回は、アンサンブルは先生が選んで下さった中級・上級者向けのもの1曲と

ほぼ全員で弾く(1巻の途中くらいから参加できる)初級者向けのもの1曲、

合奏は1巻から5巻くらいまでの中で8曲、弾けるものだけ参加するという方式です。

簡単な曲でも上手なお兄さんやお姉さんがセカンドを弾いてくれたりするので、

いつもと違った雰囲気に。

発表会の最後に向かって簡単な曲になっていくので、

ちょっとずつ小さなお友達が増えていき、可愛いですよ。

ちなみに必ず最後は皆できらきら星変奏曲を弾きます。

 

そして、これも珍しいのでは?と思うのですが、

息子の教室では、発表会が終わった後にちょっとした茶話会があるのです。

お菓子をつまみながら、保護者と子供が1言ずつ挨拶します。

今回はコロナで茶話会はありませんでしたが、

皆の前に立って、保護者と子供が1言ずつ挨拶しました。

皆さん、とてもお話上手の方が多くて、

私のつたない挨拶が恥ずかしいですが、ほっこりとするエピソードや

ジーンとする場面もあり、この教室に通えて幸せだなーと思いました。

 

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