日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

授業参観

先日授業参観がありました。
朝は泣きながら「行きたくない。授業参観が嫌だ!」と。。。
理由を聞いてみると、
「一番後ろの席だから、ノートをいろんな親にみられるのが嫌。いつも通りに授業を受けられないのが嫌。」とおっしゃる。
うーーーーん。久々になんだか色々考えてしまった朝でした。
最近なぜか囲碁に打ち込み始めていますが(囲碁の本を読みながら将棋道場に行ったりしていて、もはや何を目指しているのかわからない)、
家では顔の色艶はとても良い。
手帳に自分のスケジュールを書き込み、お金の計算をし、
無気力とは程遠くとても精力的。
テニスも週2にして楽しみにしているし、心配な様子はないんだな。
やっぱり学校になじめていないのかなー。
不登校の子を持つ親へのアドバイスで「学校に行きたくない」と言った子どもを無理やり登校させるのはタブーだみたいに書いているのをよく見かけるけども、
この状況で登校させないのはなんか違うと私の本能?が言っている。
授業参観くらい乗り越えないでどうする。


ということで、「授業参観くらいなんとかなる。ものすごい嫌なことでもママだって乗り越えてきたし、息子にも頑張れるはず!」と学校へ追い出し?ました。
授業参観に「くるな!」とか言っていたので、
「嫌なら行かないよ。」というと、
「どっちでもいい!!」と言っていたので、
結局は来て欲しいのか?と思い、「みたくないものがそこにあるのでは?」と思いつつ、
戦々恐々で教室へ向かう私。

ノートを見られたくないと言っていたので、
息子のそばによらずに遠くから見ていたのですが、
そこから見えたものとは・・・








普通に頑張る息子の姿でした・・・。
手もガンガンあげてるし、質問もしてるし、班の話し合いもメンバーと爆笑しながらものすごく楽しそうに紙に書いて、そして発表している。
ん??普通になじんでない???
心配して、損したんだけど????
というか、朝の茶番劇、あれはなんだったのか。
ほっとしました。

帰ってきて、息子に「朝のはなんだったの?むちゃくちゃ元気やったやん。心配して損した。」というと、
「ママが遠くにいたから。まあ、少しいつもよりテンションあがってたかも。みんなもだけど。」






最近たまに「監視すんな。」とか言われるんですよね。
してるつもりはないけど、一人っ子なので、どうしても目がいってしまう。
心配な時期が長かったので、その頃の私がの視線が重たかったのかなー。
つい、その後、余計なことをいってしまうしね。
色々な指摘を受けたくない、良い状態に持っていかねば、、と緊張して過剰に表現してしまっているようにも見えたり。
でも、家で好きなことをやっている時は、全く私の視線とか気にしてないし、
授業参観だけ私の視線が気になることもなかろうと思うんだけど。
自分の育児、全く自信がないので、色々考えて浮いたり沈んだりしています。
でもまあ、あんまり考えないのが吉。

とにかく、普通に楽しそうにやっていてよかったです。
例のいざこざしているお友達の件を一応先生にお伝えした時に「クラスで自分を出せてない感じはしないです。」とは言われていましたが、
先生もそんなこと相談されても困惑するだろうという程度に、なんか元気に楽しそうでした。
これからも様子は気をつけますが、
いっときは「学校に行きたくない」と言われても、
安心して「行っておいで」と言えそうです。

もうすぐ思春期・・・
その鱗片がそこここと日常に散りばめられています。
生意気な息子と甘えん坊な息子が混在しています。
ここを抜けたら、難しい時代がやってくるのかもしれない。
息子の寝ている時の手をとり、広げて、
「まだまだ私のてより小さい」とホッとして、
赤ちゃんの頃の小さなおててを思い出し感傷に浸る危険な母。
子離れしないとね。