男はプライドが高い
というのは育児の本を見たりなんたりで知っていました。
「例えばパパは人に道を尋ねたりするのを嫌がりませんか?」
お、その通り!じいじもばあばに道を聞かせたりしています。
それもプライドのせいなのか?
(↓最近野菜が高いので、豆苗。食べてももう1度だけ育てて食べられます!)
そんな男に属するうちのチビ。一人っ子なのも手伝って、
なんだかいつも「勝ち」を意識しているというか。
「ママ、○ちゃんより早く走らないでね!よーいどん!」とかけっこをして、
私を負けさせて満足!たまに本気を出そうものなら、号泣・・・。おーい!
でも、幼稚園ではうちの子怖がりなので、たくさん他の子より出来ないことがある!
ジャングルジムも上まで登りたがらないし、幼稚園にある山の斜面を登ることも
お友達はガンガン登っているのに、チビはしり込み。
斜面の下の方で電車ごっこをしているようなのです。
でも、あんまり気にしていない模様。
そして、ぼちぼち補助なし自転車に乗れる子が増えている中、
補助あり自転車を乗り回しているチビ。
特に補助あり自転車を乗り回している時は「○ちゃん、早いでしょ!」なんていうので、こちらもあんまり気にしていないのかな~と思っていたら、
違うんですね~。
気にしない振りをしているだけなのです。
というのも、先日、幼稚園で仲良くしているお友達がすいすい補助なし自転車に乗っているのを目撃してしまいました。自分よりスピードも速い。
私に「○ちゃん(息子)の方が早いよ。補助ありもバランスとるの難しいよ?すごいでしょ?」と話しかけてきました。
いつものように適当に「そうねえ」と初めは言っていましたが、
しつこかったのと、「真実に目を向けよ」的な気持ちになって、
「でも△ちゃん(友達)は補助なし乗れてすごいね。たくさん練習したんだと思うよ。速かったね~。補助ありでもう少しスピード出せるようになったら、補助なしの練習しようね。」というと、ちょっと神妙な顔。
「でも○ちゃん(息子)も早いよ。」と小さい子と比べはじめたので情けなくなって、
「自分より小さい子と比べるのではなく、自分より上手な子を見たら?」というようなことを言いました。
ちょっとひどいことを言ったな~と自分でも思いましたが、
色々話していて、
「補助輪、外してみる??ペダル外して、バランスとる練習しようか?」と聞くとうなずく。しかも、本当に嬉しそう。「ようやく僕も補助なしの仲間入り!」という雰囲気。
ちょっと早いかなとも思いましたが、補助輪とペダルを外して土曜日から練習開始しました。
成長したなーと思うのは本当に頑張って練習していること。
足で蹴って行くので、なかなか進まないのにも関わらず、大人が歩いて30分位かかるスーパーまでじりじりと足で蹴りながら買い物に行ったり、
昨日も3時間くらいずっと練習していました。
途中、近所のお友達に「あ、補助なし」と言われたのと、
エレベータに乗っている老夫婦に「もう補助なし乗れるの??」と
驚かれたのが嬉しかったみたい。
「あと10日くらい一生懸命練習したら、補助なしに乗れるんじゃない??」
と本人が申しております。
最近良く感じるのは、
口では言わずとも「自分が出来ない」ということはちゃんと分かっているんですよね。
だから本当は出来るようになりたい。
「なんだかこの子は、自分が勝ちたいばっかりで、本当の事から目をそむけてるなー」と思わず思ってしまう時もあるけど、
本当は本人が一番わかっているのでしょうね。
自分の方が遅かったり、出来なかったりすることがたくさんある。
でも、自分を信じたいし、出来ないことを認めたくない。
男のプライドなんでしょうねー。
だからそのプライドをうまく汲んであげつつ、気にしない振りを受け入れつつ、
でも前向きに色々な事に取り組ませるのがいいのかなーと思います。
こちらは年末に初めてスケートをした時の写真。
スケートは2枚刃です。歩くことはできるようになりましたが、
滑ることが難しくて、
「滑れるようになるまで、ずっと練習したい」となかなか滑るのを辞めてくれませんでした。
最近、少しずつ、粘り強さが出てきてくれて、母は嬉しい限り。
負けそうになると途中で辞めたりなどは相変わらずですが、
うまく付き合って行けたらいいなと思います。
相変わらず「なんで?なんで?」は続いていますが、
少しずつ高度な質問に変わってきました。
先日は「空気はどうして形が変わるの?」と聞かれました。
親も頑張って答えていきたいと思います(この質問は旦那さんに任せてしまったけど・・・笑)。