日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

繊細男子!小学校入学前にしてよかったこと!

ぐっと冷え込みが厳しくなってきましたね。

11月下旬が私は誕生日なのですが、

4〇年前の私の誕生日は雪が降る寒い日だったそうです。

最近は夏の災害も激しいですし、

毎年寒くなるのが遅いと、地球温暖化が気になる私です。

 

話がそれてしまいましたが、厳しい冬を越え暖かくなってくると、

春ですね。

そう、入学式の季節です。

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我が家には今年小学1年生の息子がおりますが、

幼稚園では年少・年中と登園渋りがあり、

なかなかお友達を作るのも苦手なタイプ。

そういうタイプのお子さんをお持ちの方は、

入学式が楽しみの様な、不安な様な、

そんな気持ちでこの季節を過ごしているのではないかと思います。

うちもこれから何が起こるかわかりませんが、

今のところ元気に学校に行っており、

どなたかの参考になればいいなと思って

我が家はこれが良かったのではないかなーと思うことを

紹介してみたいと思います。

 

というわけで、前置きが長くなったしまいましたが、

入学前にやっておいてよかったこと・・・・、

それはズバリ!!!

「自信をつけておく」ことです。

小学生になるって子供にとって「初めてのこと」だし、

小学校も「どんなところか予想がつかない」ということで、

息子も幼稚園で立てた小学生になってからの目標は強気なのに、

楽しみ!というよりは不安がある様でした。

同じバイオリン教室の同級生の繊細男子くんもこの頃は大荒れ!!

でも、最近思うのですが、それって全く悪いことではないなーと思うのです。

今、うちの子は先生からは

「先を見通して論理的に話をすることが出来ます。クラスの子がぽかんとしていることも。」

とおっしゃって頂いています。

多分、周りよりも先の事をよく考えてしまう性格なのだろうなと思うのです。

それって長所にもなり得る!!

だから、まずは・・・!

 

①母、息子を信じる。

小学生になると色々あります。まさに子供にとってはサバイバルです。

いじわるされることもあるかもしれません。

でも!!!1年生は人間関係勉強中!

いじわるされたり、優しくされたり、楽しい事も、悔しい事も沢山あるのかなーと思います。でも大抵の場合、自分で色々考えて、

大人が介入するよりもずっと柔軟に対応していっている気がします。

親は相談されない限り余り首を突っ込まない方が良いです(いじめなんかは別ですけど)。

「この子なら乗り越えられる!!!越えられない壁はないんだ!!!!!」と信じて、

学校の話をしてくれた時はしっかり聞いてあげる!!!

そして共感。

子供の言葉から想像を膨らま過ぎない。

転ばぬ先の杖を持たせすぎない。

「あなたなら大丈夫」という雰囲気は子供に伝わると思います。

 

②学校までの道を春休みに何度か歩く。

これはよく言われることですね。

横断歩道は青になっても右と左を見るようにしっかり確認しましょう。

 

③登校班の確認

我が小学校は登校班がないので、

初めは近くのお兄ちゃんに連れて行ってもらいました。

途中からお友達と一緒に、が、その後色々あり、

今は1人で行っています。

少しの間は小学校の門に入ること自体に緊張するようなので、

勇気を出しやすい環境を整えてあげてもいいかなと思います。

 

④お手伝いをさせる

家族の一員で、役に立つ存在であることを感じさせる。

うちは食事の準備や食器の片付け、食事作りも手伝ってもらったりしています。

風呂掃除や洗濯もの干しなどはお小遣いが発生しますけど(笑)

それ以外に、必ず1日の始まりにやることは、

お父さんと家族の布団をあげることです。

私はノータッチ。

寝るときは私と家族の布団を敷きます。

お父さんを絡ませるのは結構いい手かなと思います。

 

⑤子供のいいところをたくさん伝える。

小学校の入学前に息子が聞いてきたのです。

「〇ちゃんのいいところってどこ??」と。

私は反射的に「え、可愛いところ。」と答えましたが、

「そんなんじゃなくて!!!もっとほら~」と言われたので、

素直に思うところを10個くらいかな?伝えました。

それから何度か「もう一回、〇ちゃんのいいところ、言って~」というので、

何度も何度も言いました。

小学校に入学してからは、もう聞かれていませんが、

先日息子が「〇ちゃんは考える力があるからさ~」なんて言っていて、

思わず、「自分でいっちゃってるねー笑」というと「ママが言ったんだよ。」

とのこと。

確かに言った!

他にも「最後まで頑張れる強い気持ちがある。」なども言ったのですが、

そういえば、ちょいちょい

「〇ちゃんは絶対あきらめない!!!最後まで頑張る!!!」って言っている気がするのです。

小さい頃って自分の持ち味って何か良く分からないけれど、

ママが言葉にしてあげることで、力になるのかも。

なかなかお友達が出来なくても、先生から怒られても、

上手くいかないことがあっても、

「自分にはいいところがあるのだ!!」

と思えることで勇気が出るのではないかと!!

 

 

⑤をしたのは偶然だったのですが、

すごく良かったのではないかと思っています。

私の息子は欲求を言葉にすることが得意なので、

息子も小学校に行くにあたり、勇気が欲しかったのかなーと思うのです。

 

 

ちょっと話がそれますが、

私が息子が登園渋りをしていた時に出会った本

崎尾英子著「子どもをささえることば 立ちすくむ家族へ」

の中でとても印象に残った箇所があるので、

ちょっと引用してみます。

崎尾英子先生は、NHKこどもと教育電話相談室での応答者を長く務め、国立小児病院精神科医長もされた方です。

小学1年生の女の子のお母さんからの相談「娘が人との目を見てお話が出来ない」に対する崎尾先生の答えの一部分です。

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小学校に入った時っていうのは、家を離れて子供の社会に出て行って、

社会のルールの中で生活するという意味では、とっても脆さが出やすい時期なんですね。子供は毎日、毎日不安だし、恐いしもう大変な思いをして学校生活を送ってきていると思います。

そこで他のところが全部出来ているとしたら、それを褒めてあげるのをもし忘れてしまって、このお嬢さんが苦手でまだそこまではできないことを、「これやろうね」っていってしまうと、せっかくこのお嬢さんの中で生まれつつある社会に向かって育つ姿勢っていいますか、そういうところが褒めてもらえなくて、今出来ていないところを急がせられるって感じになることがあります。~略~

その出来ないことをね、何度も言えば出来るようになるだろうと思っておっしゃるとすると、その出来ないことが、子供って、大人もそうですけど、批判に弱いですからね、注意されてるときは批判されてるっている風に必ず思いますでしょ?

出来ないことを言われているから「出来ない私」っていうイメージが強くなっちゃうの。

で、逆に苦手になっていくことがあります。

まだ、脆い、脆い年ごろですから、今はいいとこいっぱい褒めて上げて、

にこやかに迎えてあげてっていうことをなさってれば、(あ、私が精いっぱいやっているのをみとめてもらえてる)っていうあたりから、お母さんの期待に徐々に応えてくれるものです。

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 皆さんはどう思います???当たり前なのかしら???

私は言葉に出さなくても子供はわかっているだろうと出来ていてもわざわざ褒めなかったりするけど、気になるところはつい言ってしまうってよくあります。

でも、確かに新しいことにもまれている最中に出来てないところだけ言われると、

しんどいなーと容易に想像できます。しかも自立への初めの1歩の時ですもんね。

新入社員も「まずは成功体験をさせろ」といいますよね?

初めはこんなところにも気を付けた方がいいなと思いましたので、

ご参考までに載せてみました。

 

今年の入学式が無事開催されますように・・・!!!

時間が経つのって早いなあ~・・・(遠い目)