日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

北海道旅行②

北海道旅行スキー編です。

先日も書きましたが、今年は札幌の雪が少なかったようで、
市内に近いスキー場はまだ準備が整っていない部分もあるようでした。
出来れば近いスキー場が良かったので、
行く直前までどこのスキー場にしようか悩んでいたのですが、
色々問い合わせてみた結果、「SAPPORO TEINE」に行きました。
札幌オリンピックで使われたスキー場です。

公共交通機関で札幌駅から最寄りのバス停までは乗車時間だけ考えると30分程度で行け、
山の上なので雪もたっぷりある。
スキー教室の予約をしておらず慌てましたが、
こちらのスキー場は予約以外にも当日受付もあり、
10時半からのグループレッスン(半日)を受けたい旨伝えると、
9時半くらいまでに受付すれば大丈夫だと言われました。
ネット上の予約はすでに締め切っていたので、ホッ。

札幌駅から手稲駅にまずはJRで移動するのですが、
北海道は地名の響きがとても綺麗ですね。
アイヌの言葉に漢字を当てたりしているのかな?
「発寒(はっさむ)」「琴似(ことに)」「手稲(ていね)」「星置(ほしおき)」
今ちょうどアイヌの人の物語を読んでいて、感心したりしました。

スクールは2時間のグループレッスンを受講することにしました。
私も夫も20年以上ぶりだったので、
私たちも息子と一緒に超初心者コースを受けようと思っていたのですが、
このグループレッスンがかなり手厚くて、
初心者コースがさらに「生まれて初めてスキーチーム」「1度は滑ったことがあるけど不安チーム」「初心者だけど割と自信があるチーム」(命名は私)にさらに別れ、
先生に1度でも滑ったことがあるのなら、息子さんとは違うチームの方が良いと言われ、
息子は「生まれて初めてスキーチーム」
我々は「1度は滑ったことがあるけど不安チーム」
1チームに何人も先生がついてくれ、
ついて行けない子はマンツーマン、
私たち夫婦のチームは私たち以外は子どもだったので、
別に先生が一人ついて下さり、3人で色々なコースを回ったので、
ほぼプライベートクラスと変わらないのでは??という感じでしたよ。
先生に受講した経緯を話すと、
息子と一緒に滑るのにおすすめのコースを何通りか教えて頂き、
息子と合流してからのコース選びにとても役立ちました。
このグループレッスンで主人と私、すっかり「TEINE」のファンになってしまいましたよ。
上級者コースはもちろん(なんといってもオリンピック会場ですから)初心者コースもかなり充実していました。

で、息子、2時間でどう仕上がったかといいますと。。。。

前傾姿勢でびゅんびゅん進む男となっておりました。
私も頑ななボーゲンスタイルですが、3回ほどスキーに行ったことがあるので、
安定感はあり、まさか息子のスピードについて行けないとは思っておりませんでした。
夫も然り。


息子、「スピードがある方が楽しい!」と言って、
前傾姿勢で、
ボーゲンですがスピードを落としたりしないで、
初心者にしては勾配のある坂を一気に降りていきます・・・。
「やばいと思ったらこければいいから~」と言って、
恐いもの知らず。

夫と二人で「…思い切りがいいね。」と呆然。

しかも滑っている時はこけなかったです。
子どもって呑み込みが早いのかな・・・。
ビックリしました。

息子が言うには
「テーマパークの乗り物は何度乗っても同じ動きしかしないけど、
スキーは毎回ちょっとずつ違うから、何回同じコースを滑っても楽しい!!!」
とのこと。

ほー。

今回は3泊4日で中2日がスキーの日だったのですが、
最終日、久々に「帰りたくない」「まだやりたい」とぐずぐず。
もう暗くなって、ナイターの明かりが付き、霧が出てきている状態でも
新しいコースにチャレンジしたいという息子。

ダメだというと、
持ち前の?粘り強さでなかなかひかない・・・。
でも今回は折れませんでした。危ないですものね。

「帰りたくない」といつまでも言っているので、
「楽しかったねー」というと、「ごまかすな!!」と息子。
ばれてる。
「帰りたくないのは分かるけど、帰りたくないほど楽しい経験が出来たということが、
嬉しい事だと思うよ。また来よう!」というと、
すっと気持ちを収められたようで、帰路につきました。


景色も綺麗でしたよー。
石狩平野石狩平野と呟きましたが、息子全く聞いておらず。

北海道のパウダースノー、初めての体験ですが、滑り易かった!!!
親子でまた来よう!!!と誓い合ったのでした。