日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

辛くても本物の息子でいくのだ!!

昨日は急に寒くなってきて驚きましたね。
息子が「秋がなくなった!!」と嘆いていましたが、
雨で野球の試合も流れ、のんびりとした三連休を過ごしました。

うちの息子、花粉とハウスダストのアレルギーがあります。
漢方を飲んで日々抑えているのですが、
先週はイネ科の花粉がきっかけになったのか物凄くアレルギーが強く出ていて、
辛そうだったのと、
主人もアレルギー体質なので、
「息子と一緒に『舌下療法』をしよう!」という話になりました。
『舌下療法』って皆さまご存じの通り、アレルギー性鼻炎のアレルギー免疫治療法のひとつです。
それで、思い立ってやる気満々の夫が、息子に「楽になるからお父さんと一緒にやろう!!」と誘うのですが、
息子、「いやだ」の一点張り。
「そんなに大変じゃないよ。痛くもないし。」といっても聞く耳持たず。
夫が受験期にアレルギーで大変だったというのもあり(受験はスギ花粉の季節ですものねー)、
苦労を知っているだけに一生懸命勧めていたのですが、頑としてうんと言わない。

最後は息子がしんどそうな顔になったので、その話はおしまいに。

その日の夜、まだ一緒に寝ているのですが、舌下療法が嫌な理由を息子が教えてくれました。
いわく、
「辛くてもいい。アレルギーがあるのが本物の〇ちゃんだから!!
舌下療法したら本物の〇ちゃんじゃなくなるから!!!」

ほう。

なるほどねー。息子、本物主義?なんですよね。
そう思っている子に無理やり舌下療法をするのもなんなので、
夫にも話し、とりあえず、そっとしておくことにしました。
まあ、大きくなったら、また変わるかもしれないので、忘れた頃におすすめしてみようと思います。

三連休は、ご想像通り、父と息子で将棋三昧でした(笑)
朝、夫、連日朝まだ寝ている時から、お声がかかり(私も夫を起こすのにかり出され)、
朝から対局スタートです。
昨日は、昼までノンストップで対局した後、
さすがに夫が疲れてきて、「もうおしまい」コール。
もちろん息子、「まだやりたい!!」と粘り、
夫、昼からの対局を約束させられる(笑)。
このエンドレスな感じ、小学校低学年までは私が付き合っていたけど、
夫に代わって私がフリーなのがちと嬉しい(笑)
でも、大変さも分かるので、
「昼から本屋に行く?いい本があったら買ってあげるよー」というと、二つ返事。
電車に乗って将棋の本が豊富な本屋さん、紀伊国屋書店に一緒に行きました。
ここら辺では将棋関係は一番充実していて、息子、楽しそうです。
☟この本、本屋で出会って、難しいけどとても楽しいそうです。
www.kinokuniya.co.jp

ネットで買うのもいいけれど、やっぱり店舗で選ぶのはとても楽しいですね。
私も家庭科の授業でどんなことをやろうかなとパソコンで色々検索するよりも、
本屋をプラプラした方が、自分が思いもよらなかった方向からの切り口や新しい知識との出会いが沢山あるので(まあ図書館でもいいのですが)、
実店舗の本屋の重要性をひしと感じる今日この頃です。

☟買ってしまった!
books.rakuten.co.jp

次は調理実習で洋食やりたいなー、付け合わせのサラダで、卵黄のリン脂質による乳化を使ったドレッシングやりたいなーと思っていて、
こちらの本、肉の焼き方とか、卵黄を使ったソースの作り方とかものすごく丁寧に載っているのに加え、
フライパンで肉を焼いている時に、「変化したサウンドにも耳を傾けて」なんて書いてあるので、
なんだろう・・・五感で料理を感じることが出来て面白い。

そうそう、この連休で、息子、新しいグローブを買いました。
今までのものは、2年生から使っていたので、もう小さくなってきていたのです。
気に入ったものが見つかった様で、
「高学年チームに上がる時から、切り替えようねー」と家族で話していたら、
ふと今まで使っていたグローブへの愛着が湧いてきた息子。
使われなくなるグローブへ感情移入して涙をこらえている姿が。さもありなん。
基本的な部分は本当に変わらない息子。
子どもの心というのはなんと柔らかく綺麗なのでしょうね。

もう大きくなっているけど、まだまだ私よりは小さくて、
思っているよりもずっとまだまだ純粋な心を抱えているのだなーと
こういうことがある度に、私も心の洗濯になっています。
まあ、なかなかすでについた汚れは取れませんけど(笑)

連休あけて、今日は元気に学校に行きました。
なんでも、学校の先生から、「紙で将棋盤を作っていいよ」と許可がでたそうで(というかイチイチそんな許可がいるのが不思議)、
先週、将棋好きのお友達とせっせと将棋盤を作ったそうです。
今日は休み時間に作った将棋盤で対局するのを楽しみに学校に行きましたよー。
まだまだ可愛い盛りだなーと頬を緩める母でした。