特に意識したわけではないし、
息子が「好きだった」、ただそれだけですが、
Z会の3年生の理科のカリキュラムを見て、
基本的な部分は今まで遊んできたことがものすごく役に立ちそうだなーと思っています。
図鑑、テレビ(サイエンスZEROやコズミックフロント)からの知識もあるのですが、
手を動かして、今まで色々作って来た工作達が、
いい仕事をしてくれそう。
特に物理系ね。
例えば、今月号の「ゆらゆらモービル」ですが、重心がテーマです。
本だったかな?飛行機は重心の位置と羽の位置を合わせる必要があるというのを知った息子に訪れた重心ブーム。
自作飛行機はもちろん、あらゆるものの重心を探していた時期がありました。
良く飛ばない飛行機は重心を変えてみたり、変な飛び方の飛行機が出来上がって、
盛り上がったり。心を使って遊んでいました。
来月号は「こんなものあんなもので音作り」。
これは、音と振動がテーマのようですが、
こちらは幼稚園の時に、廃材やゴムを使って、バイオリンやマンドリンづくりが流行りました。
Z会の1年生の時に「けいけん」でもギターを作ったのですが、
テキストに載っていない糸巻きまで作って、音の高さを弦ごとに変えられるようにしたんですよね。大体Z会の「けいけん」ではテキスト+αの工夫をするのが息子の常で、
担当の先生に意欲の高さを褒められていました。
他にも、コロナ休校中には100均の材料で蓄音機もどきを私と一緒につくりましたし、
息子、日がな一日その蓄音機にレコードを載せて、かすかに聞こえるゆがんだ音楽(笑)を必死に聴いていた時期もありました。
生き物系は弱そうですが、
その後の9月も10月も12月も1月も、全部一時はまってたなーってものばかり。
お風呂場はいつも実験の場で色々なものを浮かべては遊び、沈めては遊び、中途半端に浮かせてみたりねー。サイフォンの原理の再現にも余念がなかったり。
色々飛ばすのも大好きだったし、
潜望鏡を作ったり、単眼鏡を作ったり、本当にしっかり心を傾けて、
息子が「どうしてだろう?」と立ち止まり、色々と工夫している様を沢山見てきました。
今月号の重心にも公式?的なものが出てくるので計算は必要ですが、
おそらく体に染みついた感覚があるので、
今のところ初めてみる授業動画でもすすっと頭に入ってくるようです。
まだまだ基礎なので、これから難しくなっていくと躓くこともあるかと思いますが、
この「体に染みついた感覚」は、
今後息子を助けてくれるのではないかと思います。
今、野球をやっている息子ですが、
やり始めた当初は主人と「今までやって来た動きしか出来ないんだねー」という話になりました。やったことない動きは神経回路が繋がっていないのですかねー?
運動だけではなくて、やっぱり今まで体験したことで息子は出来上がっているんだなーと3年生になって妙にしみじみと思ったりします。
もちろん練習や経験でこれからもぐんと伸びていくと思いますが、
小学校低学年までってものすごく色々な事を素直に素直にグイっとグイっと吸収していたので、小さければ小さいほど、本人が心を傾けられることに熱中することが大切だなーと感じる今日この頃です。
↑なんだか後ろ姿逞しくなったなー。