日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

バイオリンの熱い夏

何度もブログに書いている気がしますが、

息子、スズキメソードの地域の教室の合同演奏会でソロを弾きます。

去年の演奏会が中止になり、今年へ延期された演奏会です。

去年は演奏会の突然の中止に、息子も私もソロへ向けていた熱量をどう処理して良いのか、消化不良?を起こしていました。

息子、「一生懸命練習したのに。。。」と泣いたこともあります。

それもあって、息子、今年こそ!という気持ちで引き受けたそうです(目立ちたがり屋というのもありますが)。

 

ところが、息子に仕様変更が。

去年の息子→ハガネのメンタル→当日の緊張の心配ナシ

今年の息子→今年5月に開催された発表会では、ガチガチに緊張→当日が心配

これも成長・・・。

ソロ、大丈夫か??

 

スズキメソードの発表会や演奏会では、大体自分の曲だけでなく、

1巻~4巻くらいまでの数曲を皆で合奏します(もちろん弾ける曲のみ)。

あと、自分のレベルに合ったアンサンブルの曲を渡され、

そちらも演奏します。

 

なのでね、キラキラ星やちょうちょうなど簡単な曲も合わせると

結構な数の曲を弾かねばなりません。

今数えたところ、21曲です。全て暗譜で、弓の上下も順番が決まっていて、

ずれると目立ちます。

なので、5月の発表会の時には普通メンタルに息子が成長していると気づかず、

「ハガネメンタルの息子、合奏の曲を間違えたとしても、

周りの上手なお兄さん、お姉さんの音にかき消されることだし、

自分の時には切り替えられるでしょう!」と思っておりました。

ところが、当日、

復習の曲を曖昧にしか練習していなかったので(母が手を抜いた)

弓の順番が逆になってしまったり、途中で音が分からなくなったり、

そこで「あーあ」と微妙な雰囲気の息子がいました。

その様子をみて気が付いた・・・(遅い!!)。

覚えていない曲を皆の前で弾くのって、やっぱり嫌だろうなーと。

この母のいい加減さ!!!息子よ、すまぬ。

まあ、自分から復習すればよいのですが、どの曲を当日弾くか、ちゃんと伝えてなかったのですよね。

それが自分の曲に影響したかどうかは分かりませんが、

今回は万全を期すことにしました。

写真の様に合奏の曲を書きだして、いつ復習するかをカレンダーに書き込みました。

終わると♡マークを入れると、息子、嬉しそうです。

 

それから、一時期より怒ることは減りましたが、たまにイライラ~としている母をみて、息子からの提言。

「夜練習すると、時間の余裕がなくなってママがイライラするから、

昼に練習したい。」

うんうん、夏休みだから可能だよ。

朝イチで復習30分、休憩10分、ソロの曲30分と練習していたところ、

ソロの曲の最後の方で厳しくなる私。

それを見て、再び息子からの提言。

「ソロの曲を先に練習した方が〇ちゃんも集中力が一番あるし、ママのイライラが募ってないし、イライラが募るころには簡単な曲の復習になるから、その方がいいと思う。」

 

不出来な母を持つ息子、

母のメンタルまで考えた提言。

素晴らしい!

 

なので、最近は朝、1時間、みっちり練習しています。

息子もちゃんとやらねばと思っているようで、

頑張って練習しております。

しかも、

息子の提言が上手く機能している・・・。

私って一体・・・。

 

曲目は

ヴィヴァルディ作曲「協奏曲イ短調 第3楽章」

 

今度こそは、本番前1週間は褒めて褒めて、

当日は「思いっきり弾いておいで!」と言ってあげよう。

心に決めております。