日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

始業式ですね

なかなかブログを書けませんでした。
というのも、3月の末に懲りずに?また教員の募集に応募したのですが、なんと採用が決まり(新学期ギリギリだったというのもあるでしょう。)もうすぐ教員生活がはじまります。
面接までは相変わらず緊張しなかったのですが、実際採用が決まった後、急に焦り始めました(笑)
3月末は実家に帰る予定だったので、決まってすぐ実家に帰省。
「ここに居る場合ではないのでは?」など言われつつ、
家に戻って慌てて授業準備を始め、今に至ります。
始業式はまだです。

河合隼雄先生も本の中でおっしゃっていたような気がしますが、
私たちの年代はこの先「人生、色々あったけどこれでよかったな」と納得できる様、
自分自身色々考える時期のようです。いわゆる中年の危機というのかな。

私は今までの人生でおおまかには後悔などは無くて、よく頑張ったなーと思っているのですが、
細かくは学生の時はもっと勉強しておけば良かったとかはこもごもありますよ
色々なことが一段落した今、このまま今の生活を続けていくと「もう少し頑張れたかも?」と死ぬ時に思うような気がして、
もうひとチャレンジしてみたいなと思ったのが、今回の行動に繋がっています。
子どもを2,3人産んでいたら、また違ったかなと思うのですが、
うちは1人子だし、
息子が4年生を迎えて息子はもう大丈夫と思え、
私自身の人生をまた考える時期なのかなと。
子どもの小さいうちは、私自身が子供と一緒にいたい気持ちが強かったので、
仕事を最小限に抑えたというのにも後悔はないかな。
どういう選択をするのかは、本当にそれこそ個性なんだろうなと思います。

夫が異動の際、研究室の方々から色紙をもらってったことがあって、
そこに指導教官の先生が

It's never too late!
(何事も遅すぎることはない!)

と書いて下さっていました。
今回は、この言葉にも少し背中を押してもらったような。
色紙を頂いて、もう10年になるのかな。
夫は全く覚えてなかったらしいですが、私はとても印象に残っていました。
まさか先生も夫ではなく妻の心に刺さったとは思ってないでしょうね(笑)
ちなみに夫は、「叩いて叩いて壊れる程度の石橋なら渡らない」そうです。

そんなわけで、ブログの更新頻度がものすごく下がるかもしれませんが、
また遊びに来て下さったら嬉しいです。

前置きが長くなりましたが、始業式から息子が返ってくる前に
息子の3年生の通知表の話とお友達の話を。

息子が3年生の時の担任の先生は「僕は子ども達を叱りたくない」という先生でした。
母達にとっては「もっとしっかり!」と思うところもありましたが、
子ども達からは大人気。
息子も大好きな先生でした。子ども達、先生からサインをもらったりね(笑)
その先生から頂いた通知表の言葉。
「真面目で誠実な●●(息子)さんは、~(略)~する姿が素敵です。」
この言葉がね、私は「先生、分かって下さっていたのだな!」と思いました。
もちろん、まだまだ周りは良く見えていないところもあるのですが、
私も息子を表するなら「誠実」とか「フェア」とかそんな言葉がぴったりくるんですよね。
だからこそ難しいところもあるのですが、
母も息子のそんなところにハッとさせられるので、先生にその魅力を分かって頂けていて嬉しいなと思いました。

それから、始業式を迎えるにあたり、
ちょっと友人関係の話に息子となったことがありました。
いつもはあまり根ほり葉ほり聞かないようにしているのですが、
先生からは「昼休みは大体クラスで本を読んだり、退屈だなと思ったら教室に残っている生徒のところにいって話をしたりしている。」
と聞いていました。
3・4年生はギャングエイジともいうし、
私から見ると2年生の時よりも少し周りのお友達と距離が出来ている感じがして(例えば道でクラスメイトと会った時など)、
心配していたのですが、
「誘われれば外でドッジボールに入ったりするけど、折角誘ってくれたから行くだけで、本当は教室で本を読みたいんだよ。」
という感じらしく、
私「この子と仲良くなりたいなーとかないの??」
息子「『この子と仲良くなりたい』って思ったことはない。そう思って仲良くなるわけではなくて、自然を仲良くなることはあるよ。」
私「自然と仲良くなった子っているの?」
息子「■■くん。■■くんは多分理系。本人もそう言ってたし。(息子)が言ったことを理解してくれてるなと感じる(←原子のこととからしい)。」
私「え!!そんな子いるの??」
息子「一緒のクラスになれたらいいなー。」
とのこと。
なんでも、息子は相変わらず原子の中の原子核とその周りにある電子の間にある隙間を通ることが出来るのではないかと考え続けていて、
■■くんとはそんな話で盛り上がれるのだそう。
で、
息子「気が合う人がいる環境って、〇ちゃん(自分)の場合、多分大きくなってからの方が多いと思う。高校とか大学とか。」
とニッコリ笑いました。なんか大人だね。
私「じゃあ、〇〇中学校は理系だから受験してみる??気が合う子が多いかもよ。絶対とは言い切れないけど。」
息子「まあ、そりゃそうだね。あそこは理系だもんね。でも、〇中(公立)にする。」
私「クラス替えして、どんなクラスになるだろうね。」
息子「〇(自分)ちゃんが心配なのは、『担任の先生が字の綺麗さとか漢字重視の先生ではありませんように!』ってことだけでーす。」

ということでした。
字の綺麗さとか漢字重視の先生にならなければいいね(笑)
母としては、息子の良いところをしっかり見抜いてくれる先生がいいなと思います。
さてさて、どうなることやら・・・。

↑実家の近くにある桜の名所
3日間、じいじの毎日のお散歩コースで竹であたりの枯れ枝を打ち池に落としながら(バッティングの練習?)歩きました。
使用した竹のバット?は7本なり。
衝撃で割れてしまうんですねー。
下の写真は「人工受粉~」と嬉しそうな息子です。
桜が綺麗でしたよー。