最近息子の連絡帳袋に作文用紙が入っています。
何を書いているかというと、タイトルは「戦争と平和」
ipadで戦争について色々と調べ、
戦争へ思いを馳せているようです。
作文用紙3枚に書き上げなければならないそうです。
それとは関係なしに、偶然、私は"はだしのゲン"の漫画を大人買い。
息子、小学4年生。
そろそろ、日本の戦争の歴史にも目を向けて欲しいなと思ったのが、大人買いの理由です。
その昔、私が確か7歳だったと思うのですが、
母に”はだしのゲン”の映画を観に連れていかれたことがあります。
結構図太い神経をしていた私ですが、
原爆の被害の悲惨さに、ものすごーく気持ち悪くなり、
「もう出たい」と母に訴えたら、
母の方に向けた顔を手でグイっとスクリーンの方に向けられ、
「最後まで見なさい」と言われた記憶が鮮明に残っています。
母強し。
で、それ以来、墓参りやお宮参りの時には
「戦争が絶対起こりませんように」とお祈りする子どもになりました。
よほどショックだったんだと思います。
昨日、息子も「怖そうだな」という気持ち(恐がりなので)でなかなか手に取らなかった「はだしのゲン」ですが、
作文を書かねば・・・の意識から(笑)黙々と読み始めました。
何しろ息子、文章を書くこと自体にかなり苦手意識があるようで、
原稿用紙3枚って大きな山！！！
学校だけでは書ききれないと思ったようで、昨日23:00まで頑張っていました。
もちろん、早寝は大切なのですが、まあ、たまにはこんな風に時間を使うのもいいのではないかと思います。
色々私と話ながら、頑張って文章を考えていました。
ipadで息子が読んだ原爆体験の文章に「お兄さん以外の家族が一瞬でいなくなった」という部分があり、
息子、そのことにものすごく衝撃を受けたようで、
「ひどい・・・」
そして、色々そのことを文章で表現しようと悩んでいたのですが、
解決策が見つけられず、
息子「ママ、『ひどい』という言葉では、この気持ちは表現できない。なんて書けばいいかなー？」
と聞かれたので、余り深く考えず、
私「そのまま、『ひどすぎて、言葉にできません。』とかどう？」と伝えました。
その後も、なるべく早く寝せなくてはという思いもあり、
息子に聞かれたら、サンプル的な文章をちょいちょい伝えていたのです。。。
で、朝、大体出来上がった作文を読ませてもらったのですが、
『ひどすぎて、言葉にできません。』辺りから、どうにも軽い・・・。
前半は一生懸命息子が自分の気持ちを表現しようと
稚拙ながらも息子の衝撃が良く伝わってくる表現が出来ているのです。
え、文章書くの、下手じゃないよ。息子よ。むしろ上手かも(親バカ？？)。
で、私がアドバイスを始めたあたりから、
なんだか軽くなっていく・・・・。いやーん。
ごめんよー。
でもね、まあ、考え続けていたら、日付が変わっていたと思うし、
「3枚目まで書いてないと明日の仕上げに間に合わない。」と必死だったので、
しょうがない面もあったと思いますが、息子の感性で考えた文章が読みたかったな。
ところで、今年の夏休みは母と子で広島旅行に行ってきます。
学校でも広島について学んでいて、息子「厳島神社に行ってみたい」そうですし、
Ｇ７もあったり、私の気持ちもあったりで決まった旅行先。
原爆資料館もじっくり見てこようと思っています。
今は物質的には豊かな世の中なので、そうではない時代が日本にもあったことや、
その中でも逞しく人は生きて行ったこと、
戦中戦後の生活や、戦争の恐ろしさなど、親子で学べたらいいなと思います。
あとは、広島球場でカープ対ヤクルト戦を観戦予定。
先日チケットが届きました。
配達員さんが「カープのチケット、届きましたよ」と。
わざわざ「カープのチケット」というあたりが面白くて、
「お好きなんですか？」と聞くと「実は・・・」という流れで玄関先で笑い合いました。
広島旅行、楽しみだなー。
お天気が良ければいいけど・・・。
そうそう、大雨、今日も心配ですね。
実家が九州なので、何事もなければいいけどと心配です。
↑洗面台に枝物を飾ると、なんかいい！！
