日々これ上々

なにげない毎日のささやかな事件?を記録します。

我が家にはちょうどよい

Z会中学受験コースを放り出して、1週間程度が経とうとしています。
次のテキストが届くまでの間、息子はZ会中学受験コースのドリル、毎日練習ブックだけやっています。
一時ぐずぐず悩むかなと思っていたのですが(私が)、
最近の息子の様子を見ていると「やめて良かった」と思っています。
将棋、起きている時間はもうプロ棋士にも負けないくらい、隙間時間でもなんでも、
いつも将棋をやっていて、本当に本当に楽しそうです。
自分の戦法を一生懸命研究していて、大体すでにあるものが多いですが、
先日作ったものは、ちゃんとNHK杯などにも出ているプロの棋士が作った戦法と一緒で、
とても喜んでいました。
同じ戦法ですので、すでに名前があるのですが、
息子は自分の名前を付けて呼んでいます(笑)
今はその戦法をもっと隙のないものに高めて行っているそうな。
将棋は、オンラインで1時間、お父さんとの実践、本を読んでの考察、将棋盤を相手に一人で研究。
学校でも4~5人と対局していて、昨日は初めての将棋教室へ体験に行きました。
私は仕事があったので、「その日に行くなら、1人で行かないといけないけど、どうする?」と聞くと、
初めて行く場所だったので、恐がりの息子は「いやだ」というかなと思いましたが
(初めてなので、「〇〇です。体験に来ました。」と知らない先生に言わねばなりませんしね。)
「えーーーーー、、、、、、、、、、、、いやだーーーーーーーー、・・・・・・でも、行く。」と
怖い気持ちより、将棋をやりたい気持ちが勝ったようです。
で、迎えに行ってみると、むちゃくちゃ楽しかったようで、
「次はいつあるの?明日にでも行きたい。」とのこと。

将棋をはじめてからは、超イライラして取り組んでいた勉強。
Z会中学受験コースで『勉強が嫌い』になった」と言っておりましたが(完全に失敗パターンか・・・)
「計算問題は嫌いなんだけど、図形問題はパズルみたいで面白いんだよねー」という程度には復活?し、
以前はバイオリンも忙しすぎて、私も「これ以上やれとは言えない」とゆるゆるやっていましたが、
今は少しだけしっかりと練習するようにしました。
今まで、こなすだけで精一杯だったのですが、
一つ一つにしっかりと情熱?を持ってやることができてるなと感じます。
野球も然りです。
2年生の時のゆとり感に戻ったのかな。あの頃はひたすら工作でしたが。
そうそう、初めての将棋大会にも参加しましたよ。
先日、東京ビックサイトで行われたこども将棋大会です。
www.jti.co.jp

この将棋大会、プロの公式戦と一緒の会場で行われるのです。
子ども将棋大会に参加した人は、
そのままプロ棋士さんの対局を見ることができます。
全国で同じ方式で行われた将棋大会なのですが、最後は関東大会、東京ビックサイトで決勝!!
・・・ということは、そうです。
藤井総太八冠のおでましです。
しかも最初の挨拶に日本将棋連盟の会長の羽生さんが!!!
子ども達、羽生さんにまで会えると思っていなかったので、ざわざわ(笑)
大人は走って駆け寄っていた(笑)
今本屋に並んでいる将棋の本は藤井さんより羽生さんのものが圧倒的に多いので、
息子は羽生さんに心を寄せています。
大会では、ブロック戦で3戦3勝すればトーナメントに出場できますが、息子、1勝2敗。無念。
同じ小学校の1級のクラスメートも来ていましたが、そちらは2勝1敗。
二人ともトーナメント出場はなりませんでした。残念!
でも、その後負けたもの同士でひたすら自由対局できるので、息子、おやつも休憩なしで2時間ぶっ続けで11対局してました。
そちらは8勝3敗。
クラスメートは8勝0敗!
「〇〇君(クラスメート)は自由対局では8勝で全勝だったって!〇ちゃん(息子)は、同じ8勝だけどおまけがつくよ。3敗(えへ)。」と言ってました。
なんといっても、イライラしている様子がなくなったのが、本当に良かったです。
ふと思った。
私も野球の幹事と授業準備と家事育児があると、脳がせわしなく動いて、考えがまとまらなくなったりするんですよね。
会社と家で考えることを分けることが出来ればいいのですが、私の場合全て家なので、思考が錯綜するというか。
まあ、よく考えると、息子と同じですよね。息子の将棋が私の授業準備ってところでしょうか。
そこだけは外せないという・・・。
じっくり取り組んだ方が、より深く考えることが出来るので、大人はしょうがないにしても、
小学生時代はそんなにマルチに脳を使わなくても良いかな。
自分の好きな事をぐいーーーーんと入り込んで思考を深めることを是非やってもらいたいです。


☝私へのお誕生日カード
息子が作った牛乳パックの和紙に将棋の絵がかいていて、
とてもよく出来ていたので、お誕生日に欲しいというと、プレゼントしてくれました。
赤字を読まなければ、”おめでとう!”となります。
赤字の部分、お里がしれますね(汗)
今年のクリスマスプレゼントは公文のスタディ将棋を卒業し、
www.maekawa-kayagoban.co.jp
駒をサンタさんが持ってきてくれます。
もうバレてますけど、親サンタに注文が入っておりますー。